「メガネを掛けているのに、見えない~」
というお子さんの一言。ちょっと心配な一言かも知れませんが、眼科の視力検査のときには、あえて見えないメガネを掛けてもらうことがあります。これは視力が出にくい、調節力がうまく働いていないようなケースのときに行うことがあります。ある程度の調節力の介入をセーブして視力がどのくらいあるのかを調べる準備をしているのです。
20分位ぼんやりとメガネを掛けたまま遠くを見ているので「つまらないな~」と思うかもしれませんが、目を休める意味でもちょっと休憩する感覚でのんびりしていてください。もちろん、途中でテストメガネを外したり寝てしまったりしてはいけませんよ。
そして、この後にもう1回視力検査をするのです。最初に測ったときと、どんな差が出たのか?というのを先生は確認をしています。
眼科で「見えないメガネ」を掛けるのには理由があるのです☆