女性の美容と健康に必要なエクオール
今まで、女性の健康のために「大豆イソフラボン」を摂取することが大切と言われてきました。豆腐や納豆をはじめとした大豆食品を摂取するように気をつけていられた方も多いと思いますが、近年の研究において大豆イソフラボンの成分のひとつであるダイゼンが腸内細菌によって「エクオール」という成分となることがわかりました。エクオールは大豆イソフラボンよりも強い働きがあり、女性ホルモンに似た作用をより効果的にもたらしてくれます。
大塚製薬のエクオール含有食品「エクエル」はここが違う!
大塚製薬は、エクオールの研究をすすめる中でエクオールを作るために働く腸内細菌の中で、世界で初めて食品”サプリ”に使用することができる乳酸菌を発見するに至りました。何度も安全性、有効性の検証を重ねて科学的根拠に裏付けられた製品「エクエル」が誕生しました。
エクオールが体内で作れるのは、日本人女性2人に1人!
エクオールを体内で産生できるかどうかについてですが、日本人女性は2人に1人しか大豆イソフラボンを摂取しても、エクオールを作り出す腸内細菌がいないか活発な活動をしていない場合、女性ホルモンを作り出すことができないということがわかっています。
ではエクオールが体内でつくられているか否かを調べる方法はあるかというと、簡易的なものではありますが当クリニックでも検査キットを用意しております。ご自身の尿を採取し、検査機関に郵送していただくとご自身へ結果が戻ってきます。
結果の用紙をご持参いただければ、結果に応じたアドバイスを院長が行っております。
エクオールをつくるには?
エクオールがもし体内でつくられていないという結果が出た、もしくは必要量に満たない等というときはどうすれば良いのでしょうか。基本的には食物繊維やオリゴ糖などを含む食品を積極的に摂取していく、という点を考えます。さらにプラスしてサプリメントを併用していくことが望ましいとされます。
サプリメントにもさまざまな種類がありますが、当クリニックでは大塚製薬さんの「エクオール」を取り扱っております。医療機関専用品のパウチタイプです。1袋に120粒入っておりますので、1日4粒を目安に摂取すると約1か月分となります。1日に数回に分けて水まはたぬるま湯で飲みます。
また、食生活等を見直した後は年に1回を目安にエクオールが体内でつくられているか再度検査をしてみると良いでしょう。
エクオールは40代以降の女性ホルモンの低下にともない起こる女性の不調を改善するのに大変役立つと注目を集めている成分の1つです。この機会に一度チェックをしてみてはいかがでしょうか。