線の太さは均等ですか?

眼科にいらした事があるなら、見覚えがあるようなこんな表です。時計の針みたいですね。視力表によって若干の画像は違いますが、これがなんだかわかりますか?

 これは乱視表と呼ばれます。まず、円の中心を注目して見ます。そこから外に向かって伸びている放射線を見比べます。「太さは均等ですか?」こんな感じで、視力検査のときに聞かれると思います。これは何の検査かというと、乱視があるかどうかを調べている検査です。この画像では分かりづらいかもしれませんが、この線の太さが均等に見えないという方は乱視があるということになります。

乱視がある方の見え方は、例えば縦のライン12-6の線のあたりが太い、3-9の横の線のあたりが太いなど線の太さが均等(平均的)に見えません。乱視であると物がダブって2つに見えると訴える方が多いです。このダブって見える方向も個人差があり、縦横斜めなど様々です。乱視の矯正をしっかりしないと、眼精疲労の原因にもなります。

これも屈折異常(わかりやすく言えば、眼の異常)の一つです。放置せずに、きちんと眼鏡やコンタクトレンズで矯正してスッキリとした視界を確保するようにしましょう。