メガネの寿命ってどのくらい?

よくコンタクトレンズにはハードなら2年くらい、ソフトなら1年くらいというようなレンズの寿命があると言われています。では、メガネの寿命ってどのくらい?と思われる方もいらっしゃると思います。

メガネ結論からいえば、コンタクトレンズで言われているような「決められた寿命はない」と言えます。度が合わなくなった、レンズに傷がついた、フレームが曲がってきたなど必要に応じて変えていく必要はありますが、一定の期間までという区切りはなさそうです。

ただ、手入れを含めた取り扱いをきちんとしていけば、傷や破損などにより作り変える頻度が減るので必然的に寿命が延びるはずです。

メガネを外した後に汗や汚れなどをこまめに拭く、レンズ面に傷が付かないように床に置かない、掛け外しは両手でするなど、小さなことではありますが日々の使用に気を遣っていけば数年は問題なく使えるという方が多いようです。

眼圧チェックのために、診察時間を変えてみましょう!

緑内障になると、まずは目薬を使い眼圧をコントロールしていくことになります。定期的に診察を受けていただくようにもなるのですが、大抵の方のライフスタイルって決まっているようで、受診される時間帯もだいたい同じくらいの時間に受診されることが多いのです。

時計ところが、眼圧の値については「日内変動」があり1日のうちで約5mmHg程度の変動幅があり、緑内障の方だとこの3倍程度の変動値があるといわれています。

午前中に最高眼圧値になる方もいれば、夜になるという方もいらっしゃいます。眼圧値が上昇して視神経にダメージを与えるのが緑内障ですから、最高眼圧値がどのくらいになっているかというのも大変重要な点です。あわせて視野や視神経の状態を先生にチェックしてもらうことも大切です。

そのため、いつも午前中に受診しているな~という方は午後の診察へ。あるいはその逆というように診察にいらっしゃる時間を変えて眼圧値をみていくのもよいかもしれません。当院は平日であれば19時、土日祝は17時まで受付ていますよ。

結膜炎の原因について。

結膜炎結膜炎の原因には大きく分けて3タイプあります。

*アレルギー

*細菌

*ウィルス

これらが原因で結膜炎を起こすのですが、どれが原因で炎症が起きているのかは自己判断ではなく、眼科の先生の診察を受けて指示を仰ぐようにすることが大切です。

今の季節柄、眼が充血したり、かゆみが出ていたら「花粉症」によるアレルギー反応だと思い込んでしまう方がいらっしゃいます。

放置していたら、あっという間に症状が悪化なんてこともあるのです。アレルギーが原因の場合は感染はしませんが、細菌やウィルスの場合は他の人に感染していく危険があります。周囲の人も、目を赤くしている方に気がついたら眼科へ行くように是非、教えてあげてください。手洗い・消毒も忘れずに行うようにして、自分も結膜炎にならないように予防することも必要です。

【お知らせ】美容コースの期限について。

当院でのプラセンタ注射の料金についてお知らせです。

  • 1本        1,700円(税込)
  • 10本コース   15,120円(税込)
  • 20本コース   21,600円(税込)

上記が現在(平成29年2月時点)の料金となります。メルスモン、ラエンネックともに同じ金額です。1本は都度会計となりますが、10本及び20本のコースにつきましては、精算日より5年間を有効期限とさせていただきます。

それ以上経過した場合は、残りのコース分は失効とさせていただきますので、ご了解の程お願い申し上げます。

20本コースでも、1ヶ月に1回通院したとして2年かからずに消化されますので有効期限内には十分に使いきれるかとは思います。コースでの購入は料金的には割引はされますが、期間内に消化できないかもと思われる方は1本の都度会計をお勧め致します。

泡で出てくる!全身に使える乾燥肌用スプレー☆

乾燥肌を改善するために、よく当院ではヒルドイドローション0.3%を処方していますが、効能や効果は同じでゲルソフト軟膏クリームといったように、形状を変えて使用者が使いやすくなるように工夫されています。

乾燥肌にこれは便利かも!と、思ったのが先日登場した泡状スプレータイプです。液垂れせずに泡状でボトルから出てくるため、広範囲に使用したいという方にには大変便利です。

ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%

と称して数社から発売されましたが、当院近辺の薬局さんでは日東さんのを取り扱っているようです。

ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%1プッシュで500円玉くらいの量が出ます。両手分の手のひらくらいの面積に伸ばして使えそうです。(1本250回プッシュできます)

お顔に使用すると保湿感タップリで潤いを逃がしませんよ~!という感じがします。また、踵や下肢に使用するときはとても塗りやすいのです。冬になるとひざ下から白い粉を吹くくらい乾燥するA子のような体質を持った方には強い見方なのです。

ただし、通常の化粧水を使用していて「使用後のさっぱり感」が好き!という方だと、少し塗った後のべとつき感が気になるかもしれません。(さっぱり感を求めるなら、後発品のビーソフテンローションを選択するほうがベターです。)

メニコンフィットで、コンタクトレンズの汚れも疲れも軽減。

メニコンフィットコンタクトレンズを使用していて、目がゴロゴロしてきた。疲れる。乾く。このような症状を訴える患者さんは大変多くいらっしゃいます。

勿論、目そのものに異常があるときはレンズの使用を中止して点眼加療をしていただきたいのですが、炎症を起こす原因となる”汚れ”には化粧品などから引き起こされることも多いのです。

では、炎症が起きる前に何とか食い止めよう!という働きをしてくれるのが、

「装着液、メニコンフィット(メニコン社)」

なのです。
コンタクトレンズを目に装着する直前に、レンズの内面に垂らして使用します。そうすると、メニコンフィットの成分がレンズの表面に防護バリアを作るようなイメージで、とくに化粧品汚れなどをブロックしてくれる働きをしてくれるのです。自分では気がつかないうちに、アイシャドウとかマスカラの成分とかがパラパラと目に入ってしまっているときってあるのですよ。診察時にレンズに汚れが付いていますと先生から指摘されて外してもらうと、大抵化粧品などがくっついています。

さらにメニコンフィットのピンク色に注目すると、これはいわゆる”疲れ目”を軽減する成分が含まれていることを示します。

目薬にお世話になる前に、自己防衛という観点から装着液を使用してみるのも良いかと思われます。ハード・ソフトとレンズの種類を問わずに使用できるのも便利です。

当院がボツリヌストキシン製剤に、ゼオミン(XEOMIN)を利用する訳。

シワの改善を行う製剤、通称「ボトックス」。ボツリヌストキシン製剤はアメリカ・アラガン社のものです。FDA(アメリカ食品医薬品局:日本の厚生省のような機関)でもその安全性が認可され、日本でも2009年にボトックスビスタとして厚生省が認可しました。”安全性”という面においては高い評価を得ていますが、繰り返しボトックスを投与しているうちに、少し気になる副作用が起こります。それはボトックスの効果が薄れてしまう(効きにくくなってしまう)点なのです。

ボツリヌストキシン製剤は継続して投与し続けていくと、複合タンパクといういわゆる「抗体」が生じます。折角シワを改善するために施術をしても、体内に抗体があると薬剤の効果がでにくくなってしまうのです。

そのため当院ではこの副作用が極めて少ない、ゼロに近いとされるドイツメルツ社のボツリヌストキシン製剤【ゼオミン(XEOMIN)】を採用することとしました。
ゼオミン

シワ改善や多汗症治療としてボツリヌストキシン製剤を使うと、数ヶ月で効果が薄れてくるので、また再度施術を繰り返していく訳ですから、この製剤が効かない体になってしまったら施術をする意味がないということになってしまいます。

ゼオミンは、現在日本の厚生省にこそ認可はありませんが、2011年にアメリカのFDAにて認可を取得し、その副作用の少なさから世界中のドクターが注目しているボツリヌストキシン製剤なのです。

ワンデータイプにも遠近両用レンズがありますよ。

40歳を過ぎてくると、だんだんと老眼が始まってきます。まだ認知度は低いですが、ワンデータイプにも遠近両用コンタクトレンズが現在4社から発売されています。

遠近両用ワンデー◆ジョンソン&ジョンソン
ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカル

◆クーパービジョン
プロクリアワンデーマルチフォーカル

◆日本アルコン
コンフォートプラスマルチフォーカル

◆シードコンタクトレンズ
ワンデーピュアマルチステージ

いずれも1回の使い捨て、ディスポーザブルタイプとなります。船橋でも花粉が飛び始めた時期ですから、普段のコンタクトレンズの調子が悪い。でもメガネも不便だというような時、臨時で活躍するのがこのワンデータイプのレンズです。

院内でも普段のコンタクトレンズの調子が悪いという際に、使い捨てがあるとお話をすると
「えっ、遠近両用でもワンデータイプがあるのですか」とご存じなかったという反応をされる患者様も多いのです。

メガネとの併用は勿論なのですが、目の状態や用途によってはワンデー使い捨てレンズのほうが助かるということもあります。是非、上手に活用してみてください。

コラーゲンプラグでドライアイが軽症に!

本当に重度のドライアイ症状でお悩みの患者さん、特にシェーグレン症候群のような「涙が極めて少ない」「目の表面に傷が多い」といったケースの場合、涙点プラグによる処置を行うと症状を非常に軽くすることができます。

当院でも使用しているコラーゲン製の涙点プラグは、安全性が高く生体親和性に優れたアテロコラーゲンを原材料としています。シリコン製とは違い、非常に柔らかいので処置後の異物感や周辺の組織への刺激がほとんどありません。液体であるので涙点のサイズを問わず処置が可能なのです。

実際に処置を行った患者さんからも、「とっても楽になった!」「目薬を差す回数が極めて減った!」「異物感がゴロゴロ感が改善された!」など、喜んでいただいたお話を耳にします。

涙点人間の目には、上下左右合計4つの涙点があります。涙腺から分泌された涙は、涙点から出て鼻へ流れ出て行きますが、コラーゲンプラグはこの涙点にフタをして涙を溜めておく役割をするものとお考えください。
また、液体コラーゲンは2ヶ月程度で吸収されてしまいますので、効果が薄れてきたときに再度注入を行うようになります。

涙点プラグをご希望の方は、一度診察にてご相談ください。

目薬は数多く使えば安心?!

目薬何かツライ症状があるとき、薬を飲めば何とかなる。そのように思われるのは自然なことなのですが、本当に必要かどうかをよく主治医の先生と相談いただくのが先ず必要なことです。

眼科で処方される目薬であっても、「たかが目薬」と思わずに「薬」として考えてくみてください。目薬でも喘息を悪化させたり、肺や心臓にまで影響を与えることもあるのです。点眼する目薬の数が増えればそれだけ副作用のリスクも2倍、3倍と高まるのです。

また、数多くの目薬を点眼すると本当に効果を出したいお薬が作用していないという事もあるのです。

複数の目薬を点眼するときには、先に点眼してから最低でも5分は時間をあけてから次の目薬をさすことが必要です。時間をあける理由は、先に点眼した目薬が後から入ってきた目薬に押し出されてしまうからのです。複数の目薬をしっかり点眼しているのに効果が出ないという方の理由もここにあるのです。

そういった事から考えると、複数の目薬をさしておけば安心!という訳ではなく、むしろ「気をつけなければならない」とお考えいただければと思います。

眼科の先生方も極力リスクは減らし、でも必要な薬は使用しなければならないので非常に考えながら患者さんごとにケースバイケースで対応をしていらっしゃるのです。