日本初☆高酸素透過性の乱視用ワンデー

乱視用のワンデーには、高酸素透過性「シリコーンハイドロゲル素材」のコンタクトレンズがありませんでした。

今までは近視用を使用していたのに、乱視の見え方が気になり始めた。でも、乱視用にしたら酸素透過率が数倍低下するレンズにしなくてはならない!困ったものだ・・・。って事が起きていました。

ですが、そんな事態がついに終結です♪
クーパービジョン社より「マイデイトーリック」が発売となりました。乱視用のワンデーコンタクトとしては日本初のシリコーンハイドロゲルで作られています。シリコーンハイドロゲル素材のレンズは、酸素を良く通し、乾燥しにくい!という画期的なものなのです。

ただでさえ乱視用コンタクトは乾くし、異物感も大きく感じられる方が多かったのでマイデイトーリック登場に拍手です。
マイデイトーリックしかも、近視・遠視用とおなじく嬉しいUVカット付です。あえてワンデーのシリコーンレンズがないから、2ウィークタイプで我慢していたという方もついに解放されますね!

先生の診察で目に異常がない状態であれば、院内で装着して試してみることができます。お気軽にスタッフ・院長にお申し出ください。

白内障手術の後に、また同じ症状が?!

白内障の手術は今では日帰りでできるくらい進歩しました。術後も2ヶ月程度で視力が安定し、予後は良好という方がほとんどです。

しかし、一度白内障の手術が終わったにも関わらず、また「まぶしい」「目がかすむ」など手術前と同じような症状が起きることがあります。

これは【後発白内障(こうはつはくないしょう)】というもので、最初に白内障手術をした際に残しておいてある後嚢(こうのう)という部分が濁ってくることによって起こります。再発した?!また手術?!と思う方も多いのですが、後発白内障が発症した際は再手術する必要はありません。
後発白内障後嚢の部分にレーザーを当てるという治療によりすぐに回復します。何日も入院しなければならない!という心配もないのです。
手術後、気になるような症状が出てくる際は遠慮なく院長、スタッフにお申し出ください。

ルミキシルで今からシミ予防

8月も後半にさしかかりました。日焼け止めなどを塗って、紫外線ケアはされていると思いますが、紫外線を浴びるとシミをの元となるメラニンが生成されていきます。
ルミキシル

このメラニンの生成に関わる酵素「チロシナーゼ」を防ぐことによりシミを予防するのがブライトニングクリーム【ルミキシル】なのです。

シミ治療の一般的な治療薬はハイドロキノンが代表的ですが、メラニン生成の抑制率を比べてみると大きな差があります。

皮膚科学会の報告ではハイドロキノンの抑制率が7%(10μM用量)とされているのに対し、ルミキシルは40%の抑制効果があると証明されています。

また、ルミキシルは米スタンフォード大学の皮膚科チームが開発した美容クリームですので
どの肌質に対しても安心して使用できる処方になっています。長期的に使用しても、副作用などの心配もありません。シミが浮き出る前に<ブロック>する目的でも、ルミキシルは大変効果的です。クリーム状ですが、サラッとした使用感で刺激も一切ありません。

ハードコンタクトを使うメリット。

高酸素透過性ソフト、シリコーンハイドロゲル素材のレンズが誕生したにも関わらず、ハードコンタクトレンズを使用される方は、まだまだいらっしゃいます。

ハードコンタクトハードコンタクトのイメージって

  • 異物感が強い、慣れるまでに時間がかかる
  • レンズがずれやすい
  • 目にゴミが入るととても痛い

って感じですね。

確かにその通りなのですが、これに勝るよい点も沢山あります。

まずは【視力の矯正力】です。ソフトレンズでは矯正しきれないような乱視を矯正することが出来います。視界がクリアでシャープに感じられるという方が多いです。

次いで、【眼障害の早期発見】という点です。ちょっとゴミが入ったくらいでも痛いのです。目に傷があったりしたらとても装着はできません。目に傷や炎症が起こっていればすぐに痛い、という自覚症状が出るため、重症化する前に眼科を受診されるので早めの処置ができます。ソフトレンズ使用者の場合、重症化しないと目に傷があったりしても気がつかないケースもあるのです。

他にも、水道水が使えるのでソフトに比べれば手入れも気楽です。また、感染症のリスクもソフトに比べると大幅に低いのです。無くしたり度が変わったりなどがなければレンズの平均寿命は2年程度ですから、費用の面でも大きく家計を助けます。

運転用のメガネはガラスレンズが◎。

普段の生活には問題ないけど、車を運転するときだけメガネを使っている。または、運転するときだけ、強めの度数のメガネを使用しているというケースは多くあると思います。

メガネそして船橋も夏本番という感じで、連日30℃超えの熱さです。とくに車の中の温度は外気よりも格段に上がります。乗車中はエアコンをつけて温度を調節していますが、降りた後は車は駐車場でお留守番です。また、平日の仕事の方は自分の車は自宅の駐車上に丸一日置きっぱなしですよね。

そんなとき、運転用のメガネを車の中に置きっ放しにしておくと、暑さでメガネのレンズ表面が割れてしまうことがあるのです。これはプラスチック製のメガネの場合に起こりやすい現象です。

プラスチック製のメガネは軽くてUVカットなどの加工もできますので、とても使い勝手は良いのですが、プラスチックは熱に弱いのです。車中の置き去りは勘弁・・・ということなのですね。メガネケースに入れて、持ち歩くようにしましょう。

もし、荷物になるから置いておきたいという場合は、プラスチックレンズではなく、ガラスレンズにして運転用メガネを作るほうが無難です。

日焼け止めはどのくらい塗っている?

皆さん、夏は市販の日焼け止めクリームを買って使用しているとは思いますが、どのくらいの量を肌に塗っていますか?

使用方法を見ると、【適量を】【少量ずつ】肌に直接なじませてください。といったような文面が記載されています。

ここで言われている【適量】を塗れば、商品に表示されているSPF値の効果を発揮するのですが、大抵の方は塗ったところが白くならないように薄く伸ばして塗っていると思います。

しかし、最小用量を考えると日焼け止めがその効果を発揮するためには

皮膚の表面積に対して、2mg/c㎡

と言われています。お顔全体に塗ると考えると、だいたい500円玉大のくらいの量を出して塗ることになります。手のひらに日焼け止めを出してみると、えっ?!こんなに塗るの?!と思ってしまいます。例えばこの半分くらいの量しか塗ってなければ、SPF50の日焼け止めを塗っても、実はSPF25くらいの効果にしかなっていないということですよね。

ヘリオケア SPF90また、汗をかいたりすることによって効果が薄れてしまっていることも考えると、自分ではしっかりと日焼け止めを塗っていたのに、すっごい日焼けした!!と思うことA子もよくあるのですが、塗る量が圧倒的に足りていなかったということなのですね。

こんなに塗るのが難しい・・。ということであれば、当院ではSPF値90の「ヘリオケア日焼け止めジェル」をご用意しています。薄塗りになってしまったとしても、市販相応の効果は期待できます。さらっとしたジェルなので、多めに塗っても塗ったところが白くならないのが特長です。また、”飲む”日焼け止めと併用すことでより肌を保護することが出来ますよ。

カラコン使用の7ヶ条

ぱっと手軽にオシャレができるカラーコンタクトレンズ。若い女性を中心に使用者が多く、さらに近年はインターネットでの販売が主流になりつつあるため、高度管理医療機器とも呼ばれるものがいとも簡単に入手することが出来るのが現状です。

同じく比例するように誤った使用方法による眼障害が増加しているのも事実なのです。独立行政法人医薬品医療機器総合機構では、使用方法を必ず守って使用するよう呼びかけています。

【カラコン適正使用7ヶ条】

  1. 購入前は眼科に行こう
  2. 添付文書をよく読んで正しく使おう
  3. 装用時間(レンズを着ける時間)を守ろう
  4. 異常があったら、すぐに眼科へ行こう
  5. 友達との貸し借りはやめよう
  6. ケア用品を使ってケアしよう
  7. 定期検査は必ず受けよう

( ↓ カラーコンタクトの使用方法を動画付きで、わかりやすく教えてくれます。バナーをクリックすると独立行政法人医薬品医療機器総合機構のサイトへ移動します)
PMDAカラーコンタクトの使用者に多く見受けられるのは、

正しい使い方を教わっていない

という点にもあります。眼科を受診して、「使い方」「管理方法」「定期検査の意義」などを知らずに使っているという方も少なくありません。是非、この機会に使用方法を再確認してみてください。

また、夏休みなどを利用して眼科での定期健診を自主的に受けてみるというのもよい事です。自覚症状はなくても、目に傷が出来ていたり片目だけ視力が落ちているなど当人では気がつかないことが発見されるかもしれません。

度付きの水泳ゴーグルと普段のメガネ。

船橋も梅雨明けが先日発表されて、暑い日が続きます。プールや海へこれから行かれる方も多いのではないでしょうか。

紫外線と太陽ところで、この季節になると水泳用のゴーグルに度を入れて作りたい!という患者様からご相談を受けることがあります。「普段使いのメガネの処方箋で作れますか」と、いった内容です。

どちらもメガネであることに変わりはないのですが、普段使いのメガネと水泳用ゴーグルの度を一緒にしてはちょっとツライということはお話をさせていただきます。

水泳用のゴーグルは基本は水中で使用します。空気中と水中では、光の屈折率が違います。(空気(nd=1)、水(nd=1.33)と言われています)
そのため、同じ度を入れて作ってしまうとちょっと度が合わなくなってしまうのです。例えば、近視の方なら、度は弱め弱めに選ぶほうが無難です。また、水中では物の歪みなどはほとんど気にならないくらいになりますので、入れる度数にナーバスになりすぎることはないのです。

当院では、普段使いのメガネの処方は可能ですが、実際のゴーグルのトライアルは残念ながらありません。ですが、眼鏡屋さんの売り場では、普段使い用のメガネの度から水泳用ゴーグルの度に換算して作ってくれるところもあるそうですよ。

夜にスマホを見すぎるのは危険!

布団に転がってから、何気なくスマホを手にとってメール見たり、はまってるアプリやったりしている方、結構いらっしゃいますよね?もし思い当たるなら、少しずつでも画面を見る時間を減らすよう心がけて見て下さい。特に夜、スマホを見ると様々な異常が起こるリスクが高まります。

スマホスマホからはブルーライトと呼ばれる非常に目にとっては強い光が発せられています。波長が短いので空気中の埃や塵などでも散乱します。そうすると、「ブレて見える」と感じ、ピントを合わせる目の筋肉を使い、さらにその画像を処理する脳も疲れます。眼精疲労の症状が大きく出ます。

通常のパソコンに比べてスマホは画面も小さく、その中の小さな文字を夢中になって長時間凝視するケースが多いため、目はとても疲れやすくなってしまうのです。

また、ブルーライトは刺激性が高く、物を見るために重要な器官の網膜や黄斑部にダメージを与えてしまうため、「黄斑変性症」などの発症リスクを高めます。特に夜、暗い状態に目が慣れているところでこの光を見るのが、網膜にとって一番ストレスになるのです。すぐ手の届く範囲にあるスマホだからこそ注意が必要なのです。

病は気から。視力もそうなのです。

眼科医自分が病気になっている!と思い込むような自己暗示にかかると、人間って本当にそうなってしまうことがあります。

例えば、本来は冷たい物なのに「熱くて触ったら火傷するよ!」と思い込まされた状態でうっかり触ったら本当に火傷しちゃった!という事が起きたりします。これは、脳が騙されてしまったことにより起こります。本当は冷たいものなのに、「熱い」という間違った情報が自律神経を作動させてしまい本来では起こるはずもない火傷ができてしまうようなのです。

また、泳ぐのが苦手・・・水泳の時間が嫌だなと思っている子が、水泳の授業の時間になると吐き気や腹痛を起こしていつも見学をしているという事もお聞きになられたことありませんか?

視力もそうで、喧嘩をして眼を殴られてしまって酷い痛みがあった。ぼやけて滲んで見えない。という経験をされた方が、治療して経過をみても一向に検査上は問題がないのに見えない。ということが起こったりします。目に傷もなく、眼底等すべてに全く異常がないのに、「まだ良くなっていないはず」というような思い込みが、本当に見えていないかのような状態を作り上げてしまっているのです。

こういった症状が回復されるまでには大変時間がかかりますが、ご自身でも「少しずつ良くなっているはず」と、ちょっとでも良いの自己暗示をかけてみると改善の糸口になるのです。