薬剤アレルギーにご注意を。

食物アレルギーというのはご存じの方も多いと思います。食べたら蕁麻疹が出た!とか経験上、注意されている方も多いですし、成分表示も給食・レストラン等さまざまな場所で注意喚起されています。

しかし、薬に関しては病気にかかって初めて使用してその薬が合う、合わないという状況目薬点眼に出くわします。炎症などを起こしているので滲みたり、目やにが出ているのかなかなか判断がしにくいというのも事実です。ただ、薬を使用すれば症状は軽快に向かうはずなのに悪化していく、もしくは全く症状が改善されない、他の症状が併発された・・などという場合は薬が体質に合っていないという事もあります。

いつもと違う感じを受けたり、不安がある場合はすぐに眼科医に相談しましょう。

アキュビュー遠近両用が販売終了となります☆

遠近両用コンタクトレンズとして、長年市場に君臨した「アキュビューバイフォーカル」2ウィークタイプが今年の6月末で製造・販売が終了となるようです。

アキュビューバイフォーカル構造製品のつくりとしては特殊な同心円状5層に遠用・近用の度数が組み込まれているものなので、境目のないクリアな視界が自然に手に入ります。また、暗いときと明るいときでは瞳孔の開き方が違うという点にも注目したつくりになっているのも特筆すべき点でしょうか。

しかし、使用者の方に見えたか等のお話しを伺うと「・・・こんなものなのかな?」という感想が多かった気もします。最近では、ワンデータイプ・2ウィークタイプともに改良に改良を重ねた製品が増え、さらに酸素透過率抜群のシリコーンハイドロゲルレンズの登場により、徐々に処方する機会も自然と減ってしまったのは事実です。

ただ、どんなコンタクトレンズでも、このコンタクトが目に一番合う!という方にとっては、なくなってしまうのは本当に残念なものです。アキュビューバイフォーカルを使用している方は早めに快適に使える次の製品を見つけておくことをお勧めします。

目の疲れには、温めるor冷やす?!

目の疲れ現代人の抱える目のトラブルに「疲れ目」は切っても切れない症状です。ここで、目が疲れた!と思ったときに、目を「温める」べきか「冷やす」べきか、どちらが効果的でしょうか。

疲れ目の軽減という意味ではどちらも正解なのですが、1点だけ気をつけていただきたいのは逆効果にならないようにするということです。

目を温めると、血流が改善して緊張がほぐれます。また、マイボーム腺から分泌させる脂が目の表面を潤します。温めることによって起こるメリットです。しかし、炎症や充血を起こしている方が行うとかえってこれらの症状を悪化させますので、この場合は冷やす方が得策です。

ただし目に起きている症状や状態、持病などによっても「温める」「冷やす」のどちらが良いのかも変わってきますので、眼科医に相談してみるとよいでしょう☆

最強度近視・遠視の方に嬉しいお知らせ☆

シード社から発売されている「シード2ウィークPURE」ですが、使い捨て(定期交換)コンタクトレンズの中でも幅広い製造範囲を誇る製品です。

今までも+3.00~-16.00という製造度数があり、眼科処方の中ではこれしか使えない患者さんもいらっしゃるくらいです。

2ウィークピュア

これだけでも賞賛に値するのですが、今月からさらに度数の製造範囲が増えて

遠視度数は+5.50~+10.00、
近視度数は-17.00~-24.00

という驚異的な数値に足を踏み入れたわけです。もちろん注文を受けてからメーカーにて製造するため、手元に届くまでには10日程度かかるようです。

従来型のソフトコンタクトレンズが製造販売中止になっていくなか、使い捨てタイプのコンタクトレンズのどれかがこのように特別製造範囲を設けてくれるということは本当にありがたいことです。この度数になってくると、メガネの矯正値に耐えきれない範囲になっているとおもいますので強度の近視や遠視で困っていた!という方は試してみる価値大ですね!

汚れがつきにくハードレンズ”シードS-1”

ハードコンタクトレンズを使用している方は、製品を選ぶ際に「酸素を通す力」について説明を受けられているとは思います。酸素透過率が高い製品選ぶのは大切なのことなのですが、コンタクトレンズの性能として、酸素を通す力が高いと、その反面汚れの付着率も高いと言われてきました。

アレルギー症状が強いなどの理由でレンズが汚れやすいという方は、あえて酸素透過率が低めの製品を選択し、コンタクトレンズの汚れによって引き起こる症状を抑えるという選択をされこともあるでしょう。しかし、近年は酸素透過率が高いにも関わらず、汚れも付着への耐性のある製品が開発されてきています。

その中でも、シード社から発売されている【シードS-1】という製品は”※グラフト重合”と呼ばれる特殊な表面処理加工が施されているものになります。シードS-1

レンズ表面の水濡れ性を高めることによって、水の膜がレンズの表面にくっつこうとする脂質やタンパク質のような汚れをブロックする役割を果たしているようです。レンズを新調する際、試してみると良いでしょう。

ただし、シードS-1は特殊な表面処理加工が施されています。タンパク除去剤やクリーナーなど、使用できないケア用品があります。どれでも使えるわけではないのでご注意を☆

 

シードS-1 承認番号 21100BZZ00557000

コンタクトレンズは常温保存で大丈夫です。

コンタクトレンズの保管ですが、自宅のどこで保管されているでしょうか?装着する場所の近くが便利なので、洗面所や化粧台の前などが一般的ではないかな?という予測ですが、冷蔵庫に入れているというお話をよく耳にすることがあります。

しかし、どの製品の説明書を見ても、言い回しは違えど「高温多湿を避け直射日光の当たらない、常温で保管してください」というような文面が記載されています。

ここで注意したいのが「どこで」という明確な場所が指定されていないので、勘違いされる方が出てきてしまいます。【直射日光の当たらない暗くて涼しい場所】というイメージがわき、冷蔵庫へ・・ということでしょうか。

冷蔵庫に入れておけば、野菜やナマモノも安全!と思いきや、コンタクトレンズはこれら食品とは別物です。冷蔵庫にいれると、コンタクトレンズの内部素材が凍結する恐れがあります。レンズ自体の劣化につながり、快適な視力矯正および目に異常をきたす原因にもなります。
冷蔵庫以外にも、洋服ダンスの中、その他不衛生な場所、高温多湿になるところは避けるようにしましょう。

串揚げ屋さんで、紅茶が出てきた☆

紅茶先日、とある日本料理店風の串揚げ屋さんに行ったときのことです。レストランや食堂とかに入ると、ホールスタッフの方がおしぼり、そして普通は「お水」もしくは「お茶」を持ってきてくれると思います。しかし、ここの串揚げ屋さんが湯呑に入れて持ってきてくれた飲み物は「紅茶」でした。色だけで判断するにほうじ茶のようなお茶かな?と思いきや、飲んだら紅茶!!

ちょっと驚いたので、店員さんに質問してみました。紅茶をサービス提供している理由を伺ってみたところ。

  • 食事中~食後30分くらいの間に紅茶を飲むと、脂分の吸収が穏やかになる。
  • 紅茶にはカテキンも含まれるので、串揚げをたくさん召し上がっていただいても脂肪燃焼作用が期待できる。

というお返事をいただきました^^きちんと考えて提供してくださっているのですね~。と、感心してしまいした。

確かに調べてみると医学的にも紅茶のカフェイン、カテキン効果でダイエットや健康に役立つという報告が多数あがっています。
いつもの食事に紅茶をプラスして、健康維持に役立てるのも良いかもしれません。ただし、砂糖やミルクなどを加えてはダメなようです。

日本の女性は歩くのが下手?!

とあるテレビ番組で、日本の女性は肌もキレイだしとってもチャーミングだ!と回答する外国人男性は多いという報道がされていました。

しかし一方で「日本人女性がダメな部分は何か?」という問いで圧倒的に改善指摘されたのは、

「☆ 歩き方 ☆」歩き方

のようです。
ほとんどの日本人女性が、猫背に丸まりながら前かがみ気味に歩いているのが一番ダメなところだそう。

確かに外国人女性は、すらっと背も高く手足も長いっ!歩く姿もキレイですよね。胸を張ってシャキッと歩くよう心掛けたいところです。背筋を伸ばして歩くと、消費カロリーもアップしてダイエット効果もアリです。

ちなみに美しく歩くお手本は「フラミンゴのように歩く」と美しいらしいです。目線を少し高めにし、背筋を伸ばす。踵に重心を置きながら足を踏み込むようです。
近場でのお手本は、うちの院長でしょうか!背も高く、細見で長い手足。歩き方も言われてみればフラミンゴのよう?! A子も見習うようにしないと・・(^^;

乱視用ハードコンタクトレンズ。

一般的に乱視がある方は、通常はハードコンタクトレンズを装着することによって乱視を矯正します。しかし乱視にもさまざまあり、一言では括れないものです。乱視の分類で言えば「角膜乱視(黒目のカーブが縦横差がある)」、あるいは「不正乱視(黒目の表面が凸凹している)」を持っている方がこの処方選択になります。

乱視用ハードコンタクト単純に、乱視がある(=イコール)ハードコンタクトレンズを装着して全員の方が視力矯正されるわけではありません。例えば角膜乱視が極めて強い方は、通常のハードコンタクトレンズでは目に対するフィット具合が悪いため、異物感が強く装着していることも困難になることがあります。そういった場合は、乱視用ハードコンタクトを使用することによって症状が改善します。このタイプのレンズは黒目によりフィットするようレンズのカーブ形状が縦横で異なるように作られているため、通常のハードコンタクトでは耐え難かった装着感がするような作りになっています。黒目にフィットするということは、視力矯正の安定性も期待できるということにつながります。

また、ハードコンタクトレンズを装着した時だけ乱視が出現してしまう「持ち込み乱視」というものもあります。この場合は、持ち込み乱視を矯正する乱視用ハードコンタクトレンズが処方適用になります。(ケースによっては乱視用ソフトコンタクトのほうが良好になることもあります)

目の状態を検査してみて適合するようであれば先生からお話しがあると思いますが、今のハードコンタクトレンズにある強い異物感や見え方の不調が続く・・という方は、遠慮なくご相談ください☆

窓際で寝ると、シミが増える原因に。

太陽と紫外線紫外線に当たるとお肌に「シミ」ができるというのはご周知のとおりです。しかし、部屋の中でも安心はできません。窓際にベッドを置いて寝ていると、紫外線にあたりシミが増えます。

紫外線というと、夏の太陽の下でギラギラしたところにいると日焼けするというイメージがありますが、紫外線にはUV-A、B、Cとあり特にUV-A波は家の中にいてもはいりこんでくるタイプになります。そのため家の中でも紫外線によるダメージを受けているのです。

「UV-A波」を防ぐには、日焼け止めクリームなどのパッケージに“PA”の値で表示されているものがその効果を表します。日中は屋内にいても日焼け止めを塗っておくと安全です。しかし、寝る時にまで日焼け止めを塗って寝るのは、快眠をある意味妨げそうですよね・・。

なので、寝室では窓際などUV-A波の入り口となるような場所で寝ない、遮光UVカット付き効果のカーテンを利用する、窓にUVカットフィルムなどを貼ってしまうなど、紫外線を防げる別の対策をたててお肌を守るようにしましょう。