老眼の進行を遅らせるには、ガムを噛む。

年齢とともに進む老化現象。

老眼もその1つです。

ところで、「老化防止のためにどんな事をしたらよいか?」と聞かれたら、何か思い浮かぶことはありますか?

そうです、【よく噛んで食事をとる】ことです。
噛むことによって、脳に刺激が加えられます。そして血液が脳に送られ、目の周りの筋肉も動かされることで老化予防につながります。結果、老眼の進行を遅らせることになります。
細胞を活性化させる唾液も多く分泌されますので、これも老化現象を遅らせる働きがあります。

以上の理由から、結果的に老眼の進行を遅らせられると言われています。

 

よく噛んで食事をするということは、どなたでも毎日おこなっていると思いますが、近年は食事が柔らかく、噛まずに食べられるような食材も増えています。

知らず知らずのうちに、咀嚼回数が減ってしまっているのです。

老化防止にはガムを噛む

 

 

 

 

手っ取り早く「噛む」にはガムが最適でしょう。1日10分程度で十分なようです。

学校で子供がケガをしたときの治療費。

よく耳にする「労災」って呼ばれる保険があるのはご存知ですよね。

大人でも、仕事・通勤中にケガをすると、労働災害保険がおりて治療費を負担してくれますが、子供の場合はどうなると思いますか?

学校

子供の場合、学校でケガをした場合は、「独立行政法人日本スポーツ振興センター」に申請を行ないます。災害共済給付の支給対象であれば、治療に要した医療費を支払ってくれます。

 

例えば、「体育の授業中に目を打撲した!」とあれば、おそらく災害給付金がおりるでしょう。

当日の診察費は健康保険(保険証の負担)のみの扱いとなりますので、2割・3割の診察代を窓口でお支払いいただきます。

そして、この時に支払った金額が災害給付金で戻ってくる金額になります。

 

後日、学校の担当の先生の指示に従って、書類を持参いただければすぐに診察内容を記載しています。(さくら眼科では、この書類に関しては別途証明書料金などは頂いていませんのでご安心を!)

 

 

ちなみにこの場合、千葉県の「子ども医療費助成受給券」と併用することはできません。(普通は、通院1回につき船橋では300円窓口で支払うあの受給券です)しかし、例外もありますので、その都度、確認されることをおすすめします。

目がかすむ理由と原因。

年齢は40代後半。 単純に「目がかすむ」という症状がある場合、 最初に思い当たるのは、「老眼」です。

この場合、他にもピントがぼやける、目が疲れる。 といった症状となっていると思います。

放置せずに老眼鏡などで見え方を改善させましょう! そのままにすると、肩こりや頭痛を起こす原因にもなります。

 

その他、「かすむ」という症状と併発してるときの目安で、

●【涙が出る】【目が乾く】→ドライアイ

・・・年齢とともに、涙の質も下がり目の表面に傷がつく病気です。
10秒間、目を開けていられない場合ドライアイの可能性大です。

●【まぶしい】【暗いとき特に見えにくい】→白内障

・・・目の中の水晶体という部分が、加齢とともに白く濁りかすんで
見えるようになります。老化現象の1つです。

●【視力が落ちた】【視野が狭い】→緑内障

・・・視神経に障害が起こり、視界が狭くなります。最悪の場合は
失明に至ります。

●【歪んで見える】【視界の真ん中が見えにくい】→加齢黄斑変性

・・・物を見るときに重要な役割を果たす黄斑という部分が、加齢と
ともにダメージを受けて、物が見えにくくなります。

かすむという症状でもこのような 目の病気が隠れている可能性があります。

自己判断で、老眼かな?などと安易に判断せず、
眼科で検査を受けるようにしましょう。

目を細めると、見やすくなるのは何故?

テレビを見ているとき、あるいは遠くにある看板等が見えにくいとき。

目を細めて見るって方、いらっしゃると思います。

何故、目を細めるのでしょうか?
それは目を細めて物を見ると、見やすくなるから 自然にそうなってしまうようです。

 

では何故、目を細めて物を見ると見やすくなるのでしょうか?

目を細めると、カメラで例えれば絞りをしぼってピントを合わせた状態を
作り出します。
目から入る光の量が少なくなるので、暗い感じにはなるのですが
ぼやけて見えてしまっている量も減らすことができるので、
対象の物体が見やすくなります。

 

しかし、手っ取り早く見える方法をあみ出した!!と、
手をたたいて喜んだりはしないでくださいね。

これは近視が進行している方しか、見やすいと感じません。
しっかりと視力1.0といったように
ピントが合っている状態(一般的に目が良い)の方が目を細めて物をみると
逆に見えにくくなります。

 

そのため、お子様がよく目を細めてテレビなどを見るという症状がある場合、
近視が進行している可能性が高いです。
すぐに眼科を受診して、視力を矯正してあげましょう。

 

ちなみに余談ですが、もともと目の細い方はこの理屈から考えると、
「視界が狭い!」という結果になりますね;

花粉の時期こそ、メルスプランの活用を!

船橋も昨日からの大雪で、電車やバスでの移動をはじめ
道路を歩くのも一苦労です。

こんな日だけは、一時花粉症の症状が落ち着いている・・というのも
皮肉なものです。

さて、さくら眼科では、メニコン社のメルスプラン対応レンズを処方をしてます。

花粉の季節には、是非ご活用いただきたいプランです。

花粉が付着しているコンタクトレンズは、洗っても完全に落としきる!!
というのは、難しいものです。

花粉などの汚れが落としきれていないまま、またそのレンズを目にいれる・・結果、
→アレルギーの原因となる物質を自ら目に入れてしまい、かゆみや炎症を起こす。

という悪循環に陥ります。

そういった時には、メルスプランに入っていると
ハードコンタクトレンズなどを始めとした、通年性のものは
真新しいコンタクトレンズに ”汚れ交換の保証” として、
取替えができます。

また、2週間などの定期交換タイプは
14日まで無理して使用せず、期日より少し早めに新しいものと交換します。

コンタクトレンズの消耗枚数は増えますが、
何箱受け取っても月額の費用に含まれるものとされますので、
課金請求がありません。

目の状態を考えて利用できますね。

ワンデータイプに関しましても、同じく使用箱数に応じての課金はありませんので、
コストがかかるワンデー使用者にも、安心です。

メルスプランメルスプランの詳しい内容はこちらです。

 

 

 

 

すでにメルスプランにご契約されている方も、これから検討中という方も
この季節にはお勧めです。

花粉症治療に期待の新薬。

まだまだ雪が降るような寒さが続きますが、
花粉症の対策をそろそろ考えだしていらっしゃる方も多いと思います。
花粉症

そんな中、今年2014年1月に花粉症の根本治療が期待できる
新しい薬が承認されたそうです。

 

 

 

従来、花粉症などアレルギー予防の免疫療法は、
アレルゲンの元となる物質(アレルゲン)を、注射によって少量ずつ
体内にとりいれる。というものでした。
何度も通院したり、なにより注射が痛い!という大変な苦労がありました。

今回承認がおりた新薬は、鳥居製薬さんが開発されたもので
「シダトレン®スギ花粉舌下液」というお薬になります。

スギ花粉に対して、免疫を持たせるもので
毎日1回舌の下側に垂らして使用します。

スギ花粉が飛びはじめる2ヶ月くらい前から投薬を開始し、
最初は少量→2週間程度かけて少しずつ増量。
あとは一定量を毎日投与して数年継続する。

スギ花粉に対して、アレルギー反応が抑えられる。

と、いった具合です。

 

新薬なので、万人の方に効果があるのかなど
期待や効果は未知数ですが、花粉症が完治した!という
試験結果も多く得られたそうです。

 

処方は、耳鼻咽喉科に行っていただくようになると思いますが、
花粉症による目のかゆみなどもなくなる!!という点から
少しご紹介させていただきました^^

健康保険適用の承認も、来年にはおりるようなので
今後の普及に期待大ですね!

雪の日は眼球打撲に注意!!

先週降った雪がやっととけてきて歩きやすくなってきましたが、
船橋は明日も夕方から雪が降るそうです。
雪の日の転倒は本当に怖いですよね。
転倒による怪我は骨折など色々ありますが、
眼科でも、目をぶつける眼球打撲という怪我があります。
眼球打撲は、転倒だけでなくスポーツでボールがぶつかったり、
人と接触した際にぶつかったりと私たちにとって身近な怪我の一つです。

目をぶつけると、眼球がぐちゃっと潰れるイメージや、
眼球に傷がつくイメージがありますが、
眼球の強い打撲の際にダメージを受けるのは、
眼球よりも、眼球の周りの組織が圧倒的に多くなります。
それは、眼球が非常に硬いため、そのまま奥に押し込まれ、
眼球を包み込んでいる組織を破壊してしまうからです。

眼球打撲で一番怖いのは『網膜剥離』です。
皆さんも一度は聞いたことがあると思います。
ほうっておくと失明につながる怖い病気です。
しかし、早期に発見をすれば手術などで治る可能性があります。
目を強くぶつけてしまった場合には、早めに眼科を受診してください。

※さくら眼科では、網膜剥離等の早期発見のため、
眼球打撲の患者様には、視力検査、眼圧の測定、眼底検査などを行なっています。

モノビジョンで、老眼も楽になる?

モノビジョン。

お聞きになられたことはありますか?

普通に生活をしていては、あまり入ってこない単語です。

老眼初期の頃、遠近両用のメガネやコンタクトをどうしても受け入れられない・・
また、中期になり遠近両用にしたものの、物がスッキリ見えない・・・

老眼の悩みは尽きないものです。

こんな時に、人間の”目”は2つあります。
例えば遠くは右眼、近くは左眼といった具合に
それぞれに役割を持たせて物を見せてみたらどうでしょう。

こういった物の見せ方を「モノビジョン」と呼んでいます。

この方法をとると、遠くは右眼で1.0の視界が見える、
左眼で新聞などの文字が見える。
といったような結果になります。

おぉ!!何と素晴らしい方法ではないか。
みんなモノビジョンで視力を矯正してくれ~!
と、思いますが一般的にはあまり積極的にご提案することはありません。

 

一般的には、老眼が始まった。
遠くも近くも見たい → 遠近両用でいきましょう。

という方向に向かいます。

これにはやはり理由があり、遠近両用が問題なく使いこなせる方には
そちらを使用していただきたいのです。

 

何故かというと、
先日お話した「動物の目をみてわかること」の記事にあるとおり、
人間も両眼で物を立体的に見られるように、顔の正面に目が2つ付いています。
片眼ずつ遠方・近方に視点があると、両眼視がうまくできません。
車の運転などするとき、視界が狭く感じたりもするでしょう。
眼科側からすると、出来る限り両眼で、しっかりと対象を見て欲しいという願いがあります。
また、「目と自律神経」の関係を考えてみると

遠くを見ているときは、交感神経が優位に、
近くを見ているときは、副交感神経が優位になります。

常にこの状態が左右の目に起こっていたら
自律神経失調症にでもなってしまいそう?なんて心配をすることも・・

 

 こういった理由から、様々な方法を試して、それでも見え方の満足感に
つながらなかった場合、モノビジョンはどうかとご提案しています。

確かに、モノビジョンの見え方が一番楽で、スムーズに切り替えが
出来る方には、大変効果的なものかもしれません。

 

何をやっても、遠近の見え方に満足しないっ!!という方は
一度先生に相談してみてくださいね。

老眼鏡。使わないメリットってある?!

40歳をすぎると、手元にピントが合いにくくなる「老眼(ろうがん)」という
症状が起こります。

老眼が始まるのには、個人差こそありますが
誰でも必ず老眼になります。

とくに老眼初期のころだと、受け入れ難い現実になるやもしれません。

手っ取り早く手元にピントが合うようにするには
老眼鏡、メガネをかけてしまうことなのですが、
初期だとどうも抵抗があるようです。

 

たしかに老眼鏡は、強制ではありません。
メガネを掛ける掛けないという事が、老眼の進行に関係することもありません。
(髪が白髪になるのと同じで、目の老化も止めることはできません)

ご自身のご判断に委ねても良いところですが、
老眼鏡を掛けないメリットって、その外見だけしか思い浮かびません。

 

老眼鏡を使わないと、手元が見えにくいので、
しかめっ面で、目を細めながら、眉間にシワを寄せて物を見る・・・。
この動作の方がみっともないような気もしますよね。

また、目と脳はつながっている器官であり
目が物を見るという刺激を取り込んでいかないと
脳に刺激が伝わらず、かえって老化現象を招く原因にもなると
言われています。

ですので、出来る限りピントが合った状態で物を見ていくよう心がけたほうが
無難ですよ!

視力検査を受ける時の注意点。

視力検査。
視力検査

 

 
子供のときから、学校や会社での健康診断に至るまで
幾度か受けてきたと思います。

検査の方法そのものは、

ランドルト環といわれる(「C」のような輪)絵を見て
輪の切れ目がある方向を答えるというものです。
やり方を知らないっ!なんて方はいらっしゃいませんよね?

しかし、ただ答えれば良い!というものでもありません。

 

患者さんにも、検査中に守って欲しいことがいくつかあります。
正しく検査結果を出すために、ご協力をお願いします。

1)決められた位置より、前後に動かない。
さくら眼科ではイスに座ってて行なうので、イスの位置は動かさず
背筋を伸ばして、背もたれに背中をしっかりつけていてください。
測る距離が変わると、視力検査の結果が変わってしまいます。

2)視力検査用のメガネを動かさない。
視力検査の際に、検査用のメガネをかけてもらうのですが
勝手に動かしたりせず、検査中はそのままにしてください。

3)両目を開けた状態で指標を見る。
見えにくかったりすると、目を細めてみたり片目をつぶってしまったりされる方が
いらっしゃいますが、両目を自然に開けた状態で見ましょう。
また、何となくでも輪の切れ目がわかれば、恥ずかしがらずに答えてください。

4)首や頭を傾けない。
特に視野が狭かったりして見えにくい場合、首をかしげたり頭を傾けたりして
見えそうなポイントを探したりする方もいらっしゃいますが、まっすぐな状態で
見てくださいね!

必ず注意点を守って、検査を受けるようにしましょう。