アレルギーの体質は変化することもあるのですね

アレルギーの原因となる物質は様々あります。今の季節ですと、杉花粉にアレルギー反応を示す方が多くいらっしゃいます。また、通年性のものだとハウスダストなどが挙げれられます。子どもの頃からこういったアレルギーに悩まされていると、今でもそれが継続していると考えがちです。

カモガヤところでA子、 20年くらい前にアレルギー反応をみる検査をしたことがあります。当時はハウスダスト系のものが7段階中(0~6)レベル4、他にもカモガヤという植物の花粉、食品では蕎麦やカニ、鮭、猫の毛などが高い数値でひっかかりました。

ですが、先日久々に検査をしてみたところハウスダストは勿論スリープラスの陽性でしたが、それ以外のアレルゲンは陰性、かわりに杉花粉が爆発的数値を記録していました。今年の花粉症は全くと言ってよいほど無症状だったのに?!と驚きを隠せません(笑;)何故だ・・・。そして5月ごろから飛び散るイネ科の植物、カモガヤ対策に熱をあげていた私って・・・。

さらに猫が大好きで子どもの時にペットにしたかったけど叶わず。アレルギーの為に親からストップがかかっていたのに今なら飼えるのね・・と脱力。蕎麦、カニも大好物でうっかり食べ過ぎてしまうと蕁麻疹が出ていましたが、今ならそんなセーブもいらない?!と一人爆笑の結果でした。

アレルギーの体質は簡単変化するものではありませんが、しばらくぶりに検査をしてみると、かつて反応していたアレルゲンはアレルゲンでなくなっている!ということもあるようです。今ではアレルギー科をはじめ、内科、お子さんなら小児科等で検査が可能です。自分のアレルゲンを知ることは健康管理にも大変役立ちますので、調べてみるのも良いかもしれませんね。

プラセンタの種類☆

プラセンタを利用した化粧品やサプリメントなどが多数発売されていますが、現在は「ブタ」「ヒツジ」「ウマ」「ヒト」、そして「植物性」などが挙げられます。

中でも一番安全性が高くて、効果が高いのは「ヒト」です。重篤な副作用が出たということも現在までありません。「ヒト」のプラセンタは日本では注射のみ認められていて、「メルスモン製剤」と「ラエンネック製剤」として流通されています。そのため、「ヒト」プラセンタが打てるのは医療機関に限定されます。当院でも、プラセンタ注射は「ヒト」プラセンタを注射しています。

ちなみに他の動物性のものは、ある程度の効果は確認されていますがアレルギー反応を起こしたり、トラブルになったという話をよく耳にします。その反面、植物由来のプラセンタはアレルギー反応はこそは少ないですが、もともと植物に胎盤はないため胎座から採れる成分がプラセンタとされます。そのため、成長因子が含まれないのでアンチエイジングを期待するうえではヒトや動物性のものと比べるとその効果は低いものとなります。(成長因子は、細胞の修復や分裂を促して元気にさせる力を持っています)

馬の目多くはブタプラセンタが安価のため多く流通しているようですが、動物性のプラセンタで悩むなら今は「ウマ」が一歩前を行くものとなっているように思えます。

ウマプラセンタはブタと比較してアミノ酸が1.2倍程度含まれていて、さらに必須アミノ酸が「ヒスチジン」「フェニルアラニン」「メチオニン」「トリプトファン」の4種類と準必須アミノ酸「チロシン」「システイン」の2種が含まれるということで注目をされています。ですが、ブタプラセンタに比べるとかなり高価なようです・・。

プラセンタの種類はさまざまですが、やはり「ヒト」プラセンタが一番安全で効果が高いので、医療機関に通えるかたはこちらがお勧めです。

目のたるみと瞬きの関係。

瞬きの回数が少ないとドライアイを悪化させ、目の病気にかかりやすいというのはご周知のとおりですが、実は「美容的」にも大変な問題があるのです。

まぶたのたるみ人間は1日に約2万回の瞬きをしています。瞬きをするために目の周りの筋肉を使用するのですが、目を開けるために「上眼瞼挙筋」、眼を閉じるために「眼輪筋」が動きます。そして、これらの筋肉は目の開閉のみならず皮下脂肪を支える役割も果たします。

とくに眼輪筋が弱ると外見的に目立ちやすく、その下にある皮下脂肪が表面にぷよっと浮き出てきてしまうのです。その部分は触ると皮膚がぷよぷよしています。著名人の方でいえば、政治家の小沢さんとか俳優の岸辺一徳さんとか・・でしょうか。目の下のあたりにぽこっと膨れているような部分があります。

年齢とともに眼の周りの筋肉も弱っていくので仕方のないことなのですが、美容的に女性は気にされる方が多くいらっしゃいます。

ちょっとしたプチケアであれば、ここにBNLS注射を打ち、皮下脂肪を溶解してしまうことでかなり目立たなくなります。極細の針で一瞬チクッとする程度なので痛みも、腫れもほとんどありません。気になって仕方ない~;という方は、お気軽にご相談ください。 ですが、日常としてできる最大のケアは、よく瞬きをして眼の筋肉を使うということです。

インナードライ肌には顔プラセンタをどうぞ。

最近は雑誌などでもよく取り上げられるようになった「インナードライ肌」。トラブルの危険性が高いことでも有名です。インナードライ肌は、肌の内部が乾燥してしまっている状態なのです。見分け方としては、”化粧がすぐに崩れる”、”肌表面に皮脂が浮き、肌の弾力がない”という場合は要注意です。

美肌では、何故トラブルが多いのかというと「間違ったスキンケア」をしてしまう事にあるのです。インナードライ肌は肌の内部が乾燥しているため、水分を外部に逃さないように肌表面に皮脂を分泌させてしまいます。そうすると、一見「脂性肌」のように思えてそのケアをしてしまうのです。例えば脂取り紙でどんどん表面の皮脂を取り除く、さっぱり系の基礎化粧品を使用するなど、皮脂対策をしてしまうため、乾燥状態をさらにエスカレートさせてしまいます。

最近ではインナードライ肌対策として様々な化粧品なども出ていますが、「顔プラセンタ注射」でケアするのはいかがでしょうか。

プラセンタに含まれる成長因子が肌内部の真皮層に働きかけて、美肌の大要素「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」の生成を促します。これらは多くの水分を含んでくれますので肌の内部の乾燥を改善することに役立ちます。また、直接お顔にプラセンタを打ちますので即効性にも優れます。医療機関で使用するプラセンタ注射はすべてヒト由来のもので安全性にも大変優れます。もちろん、当院は予約不要ですので気が向いたときにお立ち寄りください。

顔プラセンタは1回¥3,000+税(自由診療)となります。痛みも少ない極細針を使用し、腫れも数時間で落ち着く方がほとんどです。

リピジュアに注目☆

保湿成分として知名度が高いのは「ヒアルロン酸」ですが、保湿力に優れるのは「リピジュア」です。リピジュアは保水性に優れ、水洗い1時間後の乾燥時でも高い保湿力を維持できることが確認されています。医薬品、化粧品やシャンプー、コンタクトレンズ等においてもその活用方法は幅広いものとなっています。

アフターモイスチャーローション当院での取り扱い化粧品、サンソリット社のアフターモイスチャーローションにもリピジュアが配合されています。乾燥肌向けの商品になっていて、潤いのベールを作ってくれるため長時間の保湿効果が期待できます。さらに、この潤いのベールは外部からの刺激物や花粉やハウスダスト等のアレルゲンに対する防護膜にもなります。

また、リピジュアはアレルギー反応も起こしにくい物質のひとつでもあります。元々人間の涙にも含まれるリン脂質という成分をモデルに作られた生体適合性物質なのです。なかなか肌に合う化粧品が見つからない・・という方は、試してみてはいかがでしょうか。

朝ごはん、食べていますか?

朝は忙しいから…食欲もあまりないから…と朝食を食べていない人いませんか(>_<)?
朝食を食べない生活スタイルは、疲れやすかったり、イライラすることが多かったり、便秘になったり、更には太りやすい体質になってしまったり…とマイナスな面しかありません。

朝食を食べるということはとても大切なことです。
なぜ、朝食は大切なのでしょうか?

*脳の働きが活発になり、集中力が高まる
*夜寝ている間に下がっている体温を上げる
*便秘が解消される
*太りにくい身体になる

脳の働きにはブドウ糖が必要ですが、寝ている間にも使われているため、朝起きた時に頭がボーッとしているのはブドウ糖が足りなくなってしまっているからです。
朝食を食べないと脳が働かないままボーッとした状態で過ごすことになってしまいます。
一日の始まりに朝食を食べてスイッチを入れることで体内時計が整い、生活リズムが安定します。
朝食を抜くと基礎代謝が下がります。一日の食事回数が少なくなると身体は脂肪を溜め込んで、エネルギー不足を回避します。結果、太りやすい身体になってしまうのです。

朝食を抜いている人、明日から頑張って少し早起きして、朝ごはんをしっかり食べてみてはいかがでしょうか(^_^)

肝斑改善にトラネキサム酸☆

レーザー治療では炎症を悪化させてしまう恐れがある「肝斑(かんぱん)」。肝斑の見分け方としては、左右対象に”しみ”ができるという特徴があります。

シミを気にする女性肝斑の治療を目的とした場合、アミノ酸の仲間で「トラネキサム酸(トランサミン)」という飲み薬が使用されます。1979年に肝斑への改善効果が報告されてから、治療薬としてその名を馳せています。もともとトラネキサム酸には、メラニンの生成を抑制する、炎症を抑えるといった効果があります。

シミは紫外線を浴びると肌を守るために「メラニン」という物質を作ろうとします。トラネキサム酸は、このメラニンの生成を抑制することはもちろん、シミを発生させるプロスタグランジンという物質もブロックします。

肝斑が発症する原因の一つにメラニンを生成するメラノサイトの活性化があります。中でも肝斑に影響するといわれるのが、プラスミンというたんぱく質分解酵素といわれています。トラネキサム酸は抗プラスミン作用を持ち、メラノサイトでメラニンが作られる前に、メラノサイトの活性化を抑制して、肝斑の発症を抑えると言われています。肌の表面に出てくる前に対処していくということになります。

安全な薬ではありますが、副作用が全くないわけではありません。食欲不振や吐き気などが起こることもありますが、極めて稀で投与をやめればすぐに落ち着きます。また、長期的な使用をすると、血栓ができるリスクが高まりますので納豆キナーゼなど血液をサラサラにする効果をもつサプリや食品を積極的に摂取するよう心掛けることも大切です。

ビーソフテンローションだと、ベトつきがありません。

以前ご紹介した「ヒルドイドローション」、保険適用で乾燥肌を改善する優れものですが、全身に使用した場合は乳液のような液状になっているのでベトベトする・・。という使用感を持たれる方もいらっしゃいます。特に手で、ハンドクリームのようにして使う方には後発品である「ビーソフテンローション」のほうがサラッとしていてすぐに肌に浸透していくので使いやすいかもしれません。

ビーソフテンローション主成分はヘパリン類似物質で、お肌への刺激は低刺激。赤ちゃんからお年寄りまで問題なく使用可能です。お顔や手に限定されず、全身に使えます(ただし、眼や粘膜等は不可)

いわゆるヒルドイドローションのジェネリック医薬品のタイプが「ビーソフテンローション」なのです。

効果・効能は一緒でも添加物などに微妙に差が生じているため、形状が異なるものとなっています。

ベトつき感が気になるのであれば、薬剤師さんに「後発品」もしくは「ジェネリック」を希望するとお伝えいただければビーソフテンローションが選択されます。使用感を改善したい方は是非、活用してみてください。

プラセンタ、やはり継続したくなる!

プラセンタと名のつく注射やサプリメント、化粧品など様々な製品が存在しますが、いずれも地道に継続していくことが効果をもたらす重要なポイントになることは間違いありません。

当院でのプラセンタ注射は、「メルスモン」「ラエンネック」の2つの製材を用意しています。厚生労働省に認められ薬事法の認可を受けていて、安全性の高い国内ヒト胎盤エキスが使用されています。

メルスモンラエンネック

プラセンタの効果が目にわかるように感じられる方もいらっしゃれば、何か良くなったのかな?!とイマイチ疑問に感じられている方もいらっしゃいます。

後者の方はしばらくプラセンタ注射の投与を続けた後、投与をやめてしまう傾向になるのですが、この後にプラセンタの効果がわかる場合が多いのです。プラセンタの投与をやめるとジワジワとその恩恵を感じてくるのです。例えば、「最近肌荒れするようになった」「体がなんとなくだるい」「疲れやすくなった」というような症状が出るようです。

いつから体調不良を感じやすくなった?と記憶をたどってみるとプラセンタの投与をやめてからじゃないの?!と・・。そんな訳で、またプラセンタ注射を開始しようと決断される方が多いのです。

プラセンタ注射は予約不要です。気が向いたときにお気軽にどうぞ!

寒暖差で起こるアレルギー

今年は暖冬で、本当に冬なのかしら?と思うほどビックリしています。船橋でも先日15度を超えたりするようなポカポカ陽気かと思えば、今週末はまた急に冷え込むような予報でした。

ところで、こんな気温の大幅な変動によってアレルギー症状が起こることがあります。これを「寒暖差アレルギー」と呼んでいます。
コート
寒暖差アレルギーは、特定の部位ではなく全身に症状が現れるのが特徴です。例えば、疲れやすい、だるい、イライラする、睡眠障害、体がおもい、鼻づまりなどが主に挙げられます。

原因は人間の自律神経が影響されていると言われています。自律神経の対応能力は寒暖差7度くらいまで。対応できないと、体の不調となって様々な症状が現れるということです。花粉症やハウスダストなど、アレルゲン(=アレルギーの原因となる物質)が特定されているものではありませんので、検査をしてもアレルゲンは検出されることはありませn。

暑さ寒さを繰り返すような気候のときは、とくに体温を一定に保つことが大切ですので、洋服も脱いだり着たりがすぐにできるものを選ぶと良いです。また、筋肉が多いと熱を体内の熱を作り出す作用が大きくなりますので、適度な運動をしておくことも寒暖差アレルギーへの対策になります。