マイデイトーリックは装着感がひと味ちがう?!

日本初の高酸素透過性シリコーンハイドロゲル素材の乱視用ワンデー、マイデイトーリック。当院においても多数の患者様に試していただいていますが、どうやら現存の乱視用レンズと比べると、独特のボテっと分厚く、目の中での存在感たっぷり(←言いたい放題^^;)という嫌な装着感がどうやら少ないようです。

マイデイトーリック初めから乱視用だった!という方は、むしろ違和感が減った。近視用であったけれど、今度からは乱視用にしないといけないというケースでも、すんなり乗り換えられる様子です。通常であれば、従来のHEMA素材よりシリコーンハイドロゲルの方が固くてゴワゴワした感じですが、さすがはクーパービジョン社です。

乱視用レンズはまばたきによってレンズが目の中で回転しないように様々なデザインの工夫がなされているのですが、マイデイトーリックのデザインはレンズの水平方向の厚みが一定になるように設計されています。そうする事ににより、まばたきにをした時にレンズに加わるまぶたのチカラが一定になり、レンズの回転を抑制することはもちろん、装着しているときの違和感も減少するのです。さらに表面を滑らかにする処理を施しているという事ですから、乱視用なのにちょっと今までと違うのではないかいっ?!という結果につながっているのではないでしょうか。

今のところ、乱視用のワンデーコンタクトではマイデイトーリックのみがこの高酸素透過性素材のものですので、従来型の乱視用レンズでドロップアウトしてしまったという方は試してみる価値が高そうです。