紫外線の強い季節になりましたね☆
日焼けに気をつけていらっしゃる方は多いと思いますが、肌だけではなく眼も気をつける必要があります。
紫外線によって引き起こされる眼の病気についてご説明します。
1)紫外線角膜炎
紫外線に強くさらされた際に生じる急性の角膜の炎症です。
紫外線を浴びた後、30分~24時間たってから、角膜上皮ぴらんを生じます。
異物感、流涙、充血がみられます。
スキーなどで紫外線の反射の強い場所で起きる“雪目(ゆきめ)”が有名です。
2)翼状片(よくじょうへん)
紫外線により白目の皮(球結膜)が増殖し、黒目に翼状に伸びて侵入します。
異物感、充血、乱視を生じ、瞳の近くま で進行すると、視力障害をきたします。
3)白内障
眼の中にある水晶体というレンズが にごり、物がかすんで見えにくくなります。
手術で人工のレンズに取り替えれば、また見えるようになることがほとんどです。
4)黄斑変性症
視界の中心部が歪んで見えたり、中心が見えなくなります。
治療法はまだ見つかっていません。
これから9月末までは紫外線が強いので、外出される際は帽子や日傘、サングラスなどで眼を保護しましょう!