マイオピン0.025%
現在、子どもの近視の進行を抑制する効果をもつ「マイオピン0.01%」の処方を行って参りましたが、本日より濃度2.5倍マイオピン0.025%の処方も並行して開始致しました。0.025%のパッケージは水色になります。
マイオピン処方希望の方は、まずは0.01%から
今まではアトロピン1%で強制的に瞳孔を開かせ検査や治療を行うことが一般的でした。しかし、高濃度のアトロピンを点眼すると1週間程度瞳孔が開きっぱなしで子どもたちが学校などで過ごす日常生活にも大きな支障がでていました。
マイオピン治療の料金について
初回はマイオピン0.01%を1本処方します。1ヶ月後に再診していただきます。
★初回費用:4,800円+税【税込み5,280円】
(内訳:診察検査料1,800円+税、1ヶ月分マイオピン0.01%目薬代3,000円+税)
1ヶ月後の再診で問題がなければ、その後は3ヶ月毎の定期検診(3ヶ月分のマイオピンを処方)となります。
★★2回目以降:マイオピン0.01%継続の場合【税込み11,330円】
10,300円+税(内訳:診察検査料1,300円+税、3ヶ月分マイオピン0.01%目薬代9,000円+税)】
★★★2回目以降:マイオピン0.025%継続の場合【税込み12,650円】
11,500円+税(内訳:診察検査料1,300円+税、3ヶ月分目薬代10,200円+税)】
マイオピン治療時に自宅で気を付けてほしい事
マイオピンの点眼を開始したら、お子様の起床時の目「瞳孔」を確認してみてください。黒目の真ん中部分が他の人より大きく拡大、広がっていないかをチェックします。瞳孔が拡大していても日常生活を送る事はできますが、薬のききめが切れるまでの間「まぶしい」「本やスマホなど近くが見づらい」といった症状が出る可能性があります。
もし、このような事が起きた場合は、点眼時刻を寝る前ではなく夕食後など早めに点眼するようにして翌朝に薬の効果が残らないように調整しましょう。
また、マイオピン治療は兄弟姉妹で点眼を希望されるご両親の要望が多いです。個人に対しての処方ですから、マイオピン点眼液の使い回しは絶対にしてはいけません。感染症の発症を促してしまうことにもなります。開栓したマイオピンは1本は1ケ月で使い切る事が目安です。もし残った場合も1ケ月以上経過したら細菌の繁殖が懸念されることから廃棄するようにします。(残った目薬はいらない布や新聞紙に液剤をしみ込ませて可燃ごみに捨てます。)
治療を継続していく上で何かご心配な事が出てくるようでしたら、担当医師まで遠慮なくご相談下さい。