コンタクトレンズというと、「人間が使うもの」という認識がありますが、実は犬用のコンタクトレンズなんていうのも存在します。犬も近視を矯正したりするのかと驚きますよね。しかし、こういった動物用のコンタクトレンズは視力を矯正するものではなく、細菌感染などから角膜を保護するため に使われます。
犬にも人間と同じように角膜があり、瘍などがあったりしたときに自ら目を傷つけてしまうのを防ぐ目的で使用します。また、犬にも人間にと同じように白内障があり、犬社会でも老齢化が進んでいるようです。こちらも、やはり犬用の眼内レンズがあったりします。
人間でも白内障になると、見えにくく、眩しさを感じたり物が二重に見えたりと視覚的な不具合が生じます。人間なら「見えにくい!」と言えますが、動物は言葉で訴えることができません。
では実際に愛犬が白内障なのかどうかが気になりますよね。こんな様子をみかけたら、ワンちゃんが白内障にかかっている可能性大です。年齢的に予測がつくところもありあますが、参考にまでに挙げてみます。
*物によくぶつかる
*動き回る物体に目をやらない
*階段の昇り降りがうまくいかない
*よく寝るようになった
というような行動をとっていませんか?当てはまることがあれば、獣医さんに相談してみましょう。(残念ながら、さくら眼科は人間のみの診療です;)ペットは家族同様に暮らしている方も多いと思います。是非、大事にしてあげてください。