糖尿病の症状をチェックしてみましょう。

糖尿病にかかると、全身のコントロールが必要になります。
そして食事制限はもちろん、様々な合併症を生じる危険があると
以前よりお話させていただいています。
眼も失明する危険のある「糖尿病性網膜症」という合併症に十分注意して
いく必要があります。
(★過去の記事はコチラです

糖尿病かも・・と疑う症状として

  1. のどが渇いて水をよく飲む
  2. トイレに行く回数が多い
  3. 体が疲れやすい
  4. 立ちくらみや、体の痺れがある
  5. 食べても太らない

こういった症状が出ている場合は、一度検査を受けるほうが良さそうです。
糖尿病かどうかは、採血や尿検査の結果などで判断されます。

健康診断とかの採血検査の結果でも、ご覧になったことはあると思いますが、
★血糖値(空腹・随時・2時間値など)
★HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)

この検査値の結果を見てみましょう。
特に、空腹時血糖値126以上で、さらにHbA1cの値も6.1以上である
糖尿病と診断されます。

 

糖尿病は4つの種類に分類され、
●1型糖尿病
●2型糖尿病
●遺伝等による糖尿病
●妊娠糖尿病

そのうち、約9割が「2型糖尿病」と診断されています。
これは、「肥満」に起因するといっても過言はないでしょう。
運動不足や食生活による内臓脂肪の増加が原因で起こっているようです。

常に、「消費カロリー>摂取カロリー」の状態を保てば、
この2型糖尿病の回避率は上がっていくことでしょう。

 

遺伝的に防げないものなどあったとしても、
自己防衛できるものに対しては気を引き締めて
糖尿病にならないよう、十分に生活習慣に気をつけたいものです。