コンタクトレンズは、外してからお風呂に入って下さい。

コンタクトレンズを使用している方にお伺いしますが、お風呂に入る時
コンタクトレンズは

「着けていますか?」

「外していますか?」

各種レンズ製造メーカーの見解では、多くのところは

【お湯などが目に入らないよう、十分に注意してください】

と、取り扱い説明書に記載されています。

確かに、上記に注意していただければお風呂に入れないということはありません。

しかし万が一、目の中に

* お風呂のお湯が入った *
* メイク落としや、石鹸が入った *

というとき、レンズが曇ったり違和感が出て、レンズを外したくなると思います。

そのような時、特にソフトレンズは黒目にレンズが吸着して、いつものように目から外れなくなることがあります。

その吸着っぷりは、尋常ではないくらいです。そのときの目の状態や環境的要因によっても異なるとは思いますが接着剤で固定されたかのようにくっついてしまいます。

・・もし、そうなってしまったら、どうしたらいいの?!!

⇒ こんな吸着状態は、コンタクトレンズに含まれる水分や塩分の濃度が密接に関係しているため、お風呂から出て、10分程度普通にしていればいつものとおりコンタクトレンズを外すことができます。

しかし、今まさにレンズを取りたい状況のお風呂場で、悠長にしばらくお待ちください・・なんて。我慢をすることはできませんよね?

こうならないように、コンタクトレンズは、是非お風呂に入る前に外して下さい。

ハードレンズの場合は、吸着より紛失のリスクのほうが高いと考えられますので、こちらも要注意です。

しかし、強度の近視や遠視の方は、コンタクトレンズをしていないと見えなくて困る・・という方もいます。こういったケースの場合は必ず外すように!!と強く押し切れないところもありますが、お風呂場の中では、何かあったときに極めてコンタクトレンズを外すのが難しい状況にあるということはご承知おきください。