風邪をひくと、熱が出たりします。
そしてのどが痛かったり鼻がでたり
そんな自覚症状がでます。
目でも、充血していたり痛みがあったりするような
自覚症状があります。
このように、異常があってすぐに気がつくことができると
早期の治療ができます。
しかし、”見え方”についてはどうでしょう?
例えば視力の場合、ある程度のところまで低下しないと
「見えにくいな~」という症状に気がつきません。
そして、視野。見えている範囲が狭まっていても
日常生活に不便がない見え方をしていれば
症状が大きく進行しないかぎり
なかなか気がつきません。
また、目は”両目”あります。
2つあることが、とくに異常に気がつきにくく
なる原因にもなってしまっています。
片目に異常がでても、もう一方の目がそれを補って
物を見せるのです。
例えば右目の視力が落ちていても、左目が見えていれば
物は見えます。
あえて左右の見え方のバランスを比較しなければ
右目の視力低下に気がつきません。
また、視野の場合
交互に左右で見比べても、どちらかの視界が狭いとか歪んでいるとか
非常に比較がしにくいものです。
特に「眼底」の異常は自覚症状ではなかなか表れません。
やはり、目の定期的な検査は
自主的に受けるほうが無難ですね!