「ドライアイ」になる原因は大きく分けて2つあります。
【涙の分泌が減少する】
これは涙そのものが、出にくくなってしまいドライアイになります。
涙が出にくくなる原因には、
■レ―シック手術
■糖尿病
などで、黒目の知覚神経が切断されてしまった。
■薬の副作用
主にβブロッカー剤、睡眠薬、抗ヒスタミン剤などの副作用
■脳の手術による中枢神経の障害
涙を出す指令が脳からでなくなる。
■シューグレン症候群
全身性の免疫疾患で、涙の分泌に障害をもたらす
■加齢
20才頃→60才頃では、6割程度の分泌量が減ると言われています。
【涙の蒸発量が増える】
涙は通常どおり分泌されるが、蒸発量が多くてもドライアイになります。
これには
■パソコン
■読書やゲームなど
これらの作業では、瞬きをする回数が通常の1/4程度に減少し、
目の表面に必要な分の涙が行きわたらなくなります。
■エアコン
乾燥した環境の下では、涙が蒸発しやすくなります。
■コンタクトレンズ
コンタクトレンズにより、涙の量が保てない。水分を吸収されてしまう。
また、原因は一つに特定されるわけではありません。
さまざま原因が重なって症状を起こす場合もあります。
放置すると、目にキズがついたり、見えにくくなったり
様々な異常が併発します。
傷・炎症の起こり始め
↓ ↓ ↓
白い無数の点々が傷です。
沢山ありますね・・・
目の表面は黒くてツルツルな感じなものなのですが、
ドライアイによりキズがつくと
こんな点々状になってしまいます。
適切な処置をしていくようにしましょう。