あと2ヶ月後の4月には、直接私たちの生活に影響する”消費税”が
8%となります。
100円の商品を買うのに、8円税金を払うということになり
スーパーなどでの買い物時はもちろん
電車賃や郵便料金、ジュースなどの自販機などの販売価格を含め
各社料金の改定をしていますね・・
ところで、病院にかかったときの医療費は、非課税なので
消費税8%はあまり関係ないと思ってはいらっしゃいませんか?
確かに消費税として納めることこそありませんが、
その消費税分を考慮して医療費自体が値上がりします。
医療費は国が定めていて、この検査をしたら何円とか
細かく決められています。
(決して病院の先生達が各自決めているのではありません;)
病院にかかったら必ず”初診料”もしくは”再診料”のどちらかを支払うのは
ご周知のとおりです。
2月5日時点で、中央社会保険医療協議会(中医協)は
初診料は120円、再診料は30円の値上げと決定したと報道されています。
健康保険の負担額で考えると、通常のサラリーマン家庭なら
自己負担額は3割なので、初診時では36円。再診時では9円支払う金額が増える計算です。
(実際には、検査料や薬代なども合わせて1円単位は四捨五入されます)
しかし、医療費は贅沢品を買ったりするのと比較されるものでもありません。
具合が悪いのに、値上げするから受診を我慢する患者さんが増えるとか、
定期検査の回数を減らすとか、
ちょっと間違った方向に行かないように医療費が改定されればと願います。。。