題名の通り、白内障手術に年齢制限はありません。
高齢になればなるほど、体力や免疫力の低下が懸念され
また、メスを入れて痛い思いをしなくても・・・と、思われる方も多いと思います。
確かに手術中も、水晶体が固くなりなかなか超音波で砕くのが大変だったりなどもありますが
それでも手術が受けられないわけではありません。
実際に100歳を超えられて手術を受けられた患者さんもいらっしゃるのです。
眼科側から考えると、むしろ白内障が進んでボヤけて霞んで見える状態でいるよりは
片眼15分くらいで終わる手術を受けていただいて、はっきり見える視界を手にいれていただくほうをお勧めしたいところです。
「見える」=「情報が脳に伝わる」ということは、子供の視力の発達時だけに必要なことではありません。大人になっても絶えず脳に情報を送り続けることは必要なのです。
脳に情報が伝達されてこないと、かえって認知症が進行してしまったり、せっかく遊びににたお孫さんの顔もよく見えない・・・なんて寂しい時間を過ごすことにもなりかねません。
ちょっと勇気を出してみていただくと、明るい世界を見ることができるはずです。
「手術」という言葉を聞くと、大それた事というイメージが浮かびますが、今では白内障の手術は日帰りでも可能な病院もあります。
迷っていらっしゃるようでしたら、先生にも相談してみてはいかがでしょうか。適切なアドバイスをくださるはずです。どの選択をするのがご自身にとって最良なのか、考えてみるのも良いでしょう♪