天気が悪いと見えにくいのは何故?

「体調の良い悪し」、「測定する時間帯」などによって、視力が出やすい時と
出にくいときがあります。
身長とかもそうですよね、朝に測定するほうが高いということがあります。

では、いつもと同じメガネやコンタクトレンズをしているのに、
雨の日になると視力が出にくい!
というのは、ホントでしょうか?ウソでしょうか?

雨と視力

 

 

 

 

 

正解からいいますと、【ホント】です。

これは以前にもチラっとお話しした「焦点深度(しょうてんしんど)」というものが関係してきます。

晴れている日は、明るいので眩しくないように瞳孔は縮んでいます。
この瞳孔を通常の大きさとしたとき、
雨の日は、晴れの日に比べて暗いので、瞳孔が通常より開き気味に(大きく)なっています。
瞳孔の大きさは常に光の量を調節して、眩しくないように働いています。

そのため瞳孔が通常より大きく開いてしまっていると、ピントが合わせにくいのです。

これはどなたにでも起こることで、
生活上、支障がでなければ気にする必要はありません。

しかし、ストレスになるくらい見えにくい!!ということでしたら、
度の調整やその他の病気の治療が必要になる場合もあります。
一度眼科医にご相談ください。