正しく使っていても目が充血?!

コンタクトレンズは正しく使うことが大前提ですが、
正しく使っているにも関わらず、目が充血してしまうことがありませんか?

この充血の原因は【酸素不足】です。
酸素不足による充血

 

 

 

 

目も肉眼ではわかりにくいですが、”呼吸”をしています。
黒目には、見てのとおり酸素や栄養を運んでくれる血管がありません。そのため、目は直接空気中から涙を利用して酸素を補給します。

そのためコンタクトレンズをしてしまうと、酸素の供給を妨げることになります。

酸素が足りなくなると、なんとか黒目に酸素を届けようとして
白目にある血管を広げたり、伸ばしたりして ”呼吸” をしようとがんばります。

そのため、充血したような血管が浮き出るような状態になります。

これは自覚症状として、「痛い!」とか、「かゆい!」とかそういったことはありません。
しかし症状が進行してしまうと、コンタクトレンズの使用はおろか、
視力障害にも発達し角膜移植手術にもなりかねません。

初期 であれば、コンタクトレンズを外すことによって、症状は改善します。

できる限りの装用時間を減らし、メガネを上手に併用すること。
視力矯正上、どうしても必要であれば
”酸素透過率(さんそとうかりつ)”=酸素をよく通すコンタクトレンズを
選んで使用するようにしましょう。