眼科でも飲み薬が処方されます。

眼科でもらう薬というと、点眼薬を想像されると思います。 点眼薬(目薬)は主に目の表面の角膜(黒目)、結膜(白目)、まぶたのあたり等に よく効くお薬ですが、目の奥のほうにある網膜・視神経などには目薬では届きません。

そのため、内服薬(飲み薬)を使用して薬剤を血流を通して症状を改善させることになります。たとえば網膜に出血(眼底出血)したとき、目薬を点眼したとしてもなかなか薬剤の効果は届きません。こういったときに飲み薬で止血剤を飲めば、血流を通して薬の効果が発揮されるというわけです。
眼球断面図

眼球の断面図で考えると、右半分のあたりには内服薬(飲み薬)、左半分のあたりは点眼薬(目薬)が効果的と考えられます。

 

眼科のお薬=目薬というイメージがありますが、どの部分に薬の効果を届けたいかによって内科と同じように飲み薬が先生から処方されることもあるのです。

眼科で処方された内服薬は特に飲み忘れたりとかすると、大きな障害を残すリスクも高くなりますので指示を必ず守るようにしましょう。