風邪と結膜炎

風邪をひくと、メヤニや充血が起きたりと目にもトラブルが起こります。一般的に風邪の合併症として、結膜炎は非常に起こりやすい病気といわれています。理由は風邪をひいている状態だと免疫力が落ち、細菌感染しやすい状態になります。また、風邪のウィルスが体内にまわり炎症を引き起こすこともあります。
風邪と結膜炎

メヤニや涙・ゴロゴロ感があれば、この症状を改善させるために目の治療も何とかしていきたいところですが、風邪の合併症として起きた結膜炎は風邪が治ると自然と良くなります。そのため、自然治癒力に任せる場合が多くあります。しかし、目の炎症がひどい場合には炎症を和らげる目薬を点眼することもありますが、この場合は風邪ウィルスが原因のため特効薬はありません。よく栄養をとって休養をし、体の抵抗力をつけてウィルスを撃退するほかありません。

ただし、風邪をひいたのと同じタイミングでアデノウィルスに感染している場合もあります。非常に感染力の強い結膜炎ですので、安易に放置するのは避け、眼科医の診断を仰ぐようにしましょう。