視力は6歳でほぼ出来あがります。

子供視力3月になりました。卒業や入学、新学期への準備と忙しい季節です。そんな新しい環境が来月から待っているお子さんの目についてはいかがでしょうか。きちんと物が見えていないと、集中力を欠いてしまったり、学校の授業についていけないなんてことにもなりかねません。春休みなどを利用して、視力チェックを是非してみてください。

ところで、人間の視力はほぼ6歳で大人と変わらないくらいまでに発達するといわれています。

見え方としては、
生まれて1ヶ月くらいでは光がわかるというくらい

生後2ヶ月程度で目の前に動く物がとらえられる

生後4ヶ月程度で、視力0.02くらい

生後6ヶ月程度で、視力0.06くらい

1歳の誕生日のころで、視力0.2くらい

2歳の誕生日のころで、視力0.5くらい

満6歳になるころ、視力1.0くらいが見えるようになり、大人と変わらない位の視力に発達。また、9歳くらいまでにかけて、物を立体的に捉えられるような視機能が発達していきます。この時期にちょうど目の成長を妨げる”何か”が起こると、視力も発達せずに弱視状態となってしまいます。(※弱視とはメガネなどで視力を矯正しても、0.2程度までしか視力が出ない状態です)

見えていない状態に早く気が付けば、視力が回復する確率は高くなります。3歳児検診や就学時検診をうまく活用して、視機能がきちんと発達できるように見守ってあげてください。異常を感じたら、すぐに眼科を受診してくださいね!