春に多い心因性視力障害

桜今日から4月です。新しい職場や学校、クラス替えなどで環境が今までと大きく変わる方も多いのではないでしょうか。環境が変わると、自分自身でも気が付かないうちにストレスを溜め込んだりしてしまうことがあります。

子供の場合、親子関係・学校の人間関係などが心因性視力障害を起こす原因として考えられています。また、メガネなどを掛けたいという強い願望から視力不良に陥るということもあります。原因となっている事態を取り除くことができれば、視力は自然と回復します。

心因性なのか病的異常が影響しているのか、判断はやはり慎重に行われます。春の健康診断で視力異常の疑いが出るようでしたら、早めに眼科を受診なさってください。

ちなみにこれは子供にかぎった事ではありません。大人でも起こることです。ドイツのジャーマンウイングス機の墜落事故が連日のように報道されていますが、この当事者である副操縦士も視力の悪化を訴えていたと報じられています。眼科を受診し、医師からは過度の仕事のストレスによる「心因性視力障害」と言われていたようです。適度な息抜きは必要なのですね・・。