気温が高くなって汗をかきやすくなってくると、冬は大丈夫なのにピアスホールが膿んでしまう…という人もいると思います。
金属アレルギーは、アクセサリーなどに使われている金属が汗や体液などで溶け出し、イオン化した金属が体内に入り込んでしまい、次に同じ金属が触れると拒絶反応を起こしてかぶれてしまう現象のことを言います。
そのため、汗をかきやすく肌にアクセサリーなどの金属が触れやすい気温の高い季節は最も危険です。
特にピアスは耳に穴をあけることで、皮膚の内部組織に金属が直接触れるため、ネックレスやブレスレット、時計などよりも金属アレルギーを起こすリスクが高くなります。
金属アレルギーを起こしにくくするには、汗をかきやすい夏場やスポーツ時などはアクセサリーを控える方がいいでしょう。
も う一つ、金属の種類に気をつけることです。最もアレルギーを起こしやすいと言われているのがニッケルです。次いでコバルト、クロム、銅や亜鉛など、その次 に銀や金、プラチナなどが続きます。一番肌に優しいとされているのが、チタンです。敏感肌の人でも付けられると言われているアレルギーフリーの素材です。
金属アレルギーは一度なってしまうと治らないと言われているため、ならないようにすることが大切です。