単純に痛い、という言葉の中には様々な症状が考えられ原因の特定が難しい状況でなのです。そのため、眼科の先生側からすると「どんな痛みなのか?」というを患者さんの言葉を重要視しています。
例えば、言葉で表すと「ゴロゴロ」痛いとか「チクチク」痛い。という場合は、眼の表面に異常があるのではないか?「ズキズキ」痛いとか「ズキンズキン」痛い。という場合は、眼球に異常があるのではないか?など、診察する上でどこに異常があって痛みが出ているのか。検討がつきやすくなります。
また、痛い場所やどんなときに痛みがあるのかを付け加えて説明できると、さらにご自身のツライ痛みが解消される方法が発見しやすくなります。「眼の奥が痛い」とか、「まばたきをすると痛い」等です。
しかし、明らかに目ににゴミが入っていてゴロゴロ痛かった等すぐに原因がわかり処置ができる場合と、何が原因で目の痛みがおきているのかがわからない場合というのがあります。視力や眼圧、眼底などを詳しく検査するもその場では何も異常が明らかにならない・・。というケースもやはり実際にあるのです。
このような場合は、今現時点ではまだ何も悪いところが見当たらないけれども、重篤な病気が隠れている場合もあるので油断をしないことが大切です。少しでも症状に変化がでるようであれば、すぐに再受診することを忘れないでくださいね。