白内障といえば加齢によるものがサッと思い浮かびますが、加齢以外でも様々なことが原因となって起こります。薬の副作用や糖尿病、アトピーなどに起因するもの、他にも怪我や先天性のもの等ありますが、これらは何となく関連性が予想できます。
しかし、眼精疲労を改善しようと「目のマッサージ」をしていたら白内障になってしまった!!という報告があります。
20歳くらいの女性が、肩や首のこりをほぐす電動マッサージ器(棒の先に振動する円盤付)を目に使用していたようです。ある程度の心地よさや目の周りの筋肉のほぐれを感じたのでしょうか、2年間使用を続けていたそうです。ところが1年くらい経ったころから視力低下を感じ、ついに眼科を受診したところ白内障と診断され手術をすることになってしまいました。
目が疲れたときに、キュッと目の周辺のツボを指圧したりする程度ならここまでの影響はないと思われますが、長期的なマッサージ器による反復振動が眼球組織に悪影響を及ぼしたものとされています。また、振動が周辺部の筋肉にとどまらず眼球そのものに伝わりこのような結果になったとも言われています。
目のマッサージは血行をよくするために行い、目の筋肉のコリをほぐします。これは眼球を避け周辺部分に行うようにすれば効果的に眼精疲労の改善につながります。つながりますが、程度を考えて行う必要がある!ということでしょうね・・。