「ハードコンタクトレンズが調子が悪いので、点検してもらえますか?」
そこで患者さんが取り出したケースは、ムム・・何と!平たい・・・・。これはソフトのレンズケースですと断言させていただきましょう。。。このような平たいタイプのものはソフトコンタクト用なのです。↓ ↓
コンタクトレンズのケースにはハード用とソフト用がそれぞれあります。
これはレンズをそれぞれ良い状態で保管ができるということにも配慮があるのです。ソフトレンズをハードレンズ用のケースにしまうことはできませんが、逆は大きさ的に可能です。確かにハードコンタクトをソフトレンズ用のケースに入れることはできますが、傷がつきやすくなります。また、取り出しの際にレンズが割れたり変形する確率も高まります。
対して、ハードコンタクトを保管するケースはこのようにキャップにレンズが収まるようにフォルダー式になっているのです。洗浄後、水道水ですすぐときにも大活躍しますよね!
確かにコンタクトのケースという”くくり”で言えばどちらもケースですが、ハード用かソフト用かきちんと使い分けていただくと、結果的にはご自身のレンズのコンディションを良好に保つことにつながります。お心当たりのある方はすぐにお取替えくださいね!