眼圧が高いと緑内障が疑われますが、眼圧が高くても緑内障と診断されないこともあります。
緑内障と診断される際、「眼圧」「視野の欠損」「視神経乳頭の異常」が判断基準に挙げられています。眼圧の値は正常範囲は10から20mmHgといわれていますが、この数値を超えていても、視野に欠けたところもなく視神経乳頭に異常もなければ緑内障ではないと判断されます。
この眼圧だけが高い場合は「高眼圧症」とよばれます。
高眼圧症と診断になっても、今後緑内障になっていないかは定期的に検査を受けて確認をしていく必要があります。
高眼圧症と診断後、真の緑内障になる方は10%超といわれています。視野が欠けたとこに気がついたときには、緑内障はかなり進行した状態になっているので、安易に眼科受診をやめてしまうのは危険です。先生の受診指示を守るよう心掛けてくださいね!