私たちのお腹の中には、数百種類もの様々な細菌が生息しています。
最近は種類ごとにグループを形成してまとまり、腸内の壁にすんでいます。
この細菌たちを顕微鏡で見てみるとお花畑のように見えることから、「腸内フローラ」と呼ばれています。
腸内環境が乱れると、身体に様々な悪影響を及ぼします。便秘や下痢などお腹の調子が悪くなるだけでなく、肌荒れ、太りやすい身体になるなど美容面にも影響があり、さらには生活習慣病や老化にも関係していると言われています。
☆腸内環境を整えるために☆
*納豆、ヨーグルト、漬け物、味噌などの発酵食品を摂取する
発酵食品は様々な乳酸菌が含まれていて、腸内環境を整えるために大切な善玉菌をたくさん摂ることができます。
*肉類中心の食事を避ける、マーガリン、油で揚げたお菓子などの加工食品を過剰に摂取しない
タンパク質や脂肪の多い食品は悪玉菌が好むエサとなってしまうため、悪玉菌が増加し腸内環境の悪化に繋がってしまいます。悪玉菌はタンパク質や脂肪を摂取して分解する際に有害物質を作り出します。この有害物質が下痢や便秘、肌荒れの原因となったり、高血圧や動脈硬化なども引き起こすと言われています。
身体にとって良い働きをする善玉菌の割合を多くすることで腸内フローラの環境を整え、健康な身体を保てるようにしましょう。