昨日の台風はすごかったですね。診療が終わると同時に私たちも、即帰宅しました。今日から早いもので10月です。今年もあと3ヶ月です。
秋はこれといって流行る眼の病気は少ないのですが、家で本を読んだりするような時間が増える傾向にあるため眼精疲労を訴える患者さんが多くなります。眼を疲れさせないようにするために、少し日常生活を気をつけることで改善させるケースがあります。すぐにでもできそうな事を挙げてみます。
1)正しい姿勢で勉強や読書をする。
眼との距離は30㎝は離します。1時間に1回は10分程度の休憩をし、眼を休ませます。
2)照明を適切な明るさに保つ。
照明は明るすぎても、暗すぎても良くありません。通常の蛍光灯スタンドで考えれば20ワット程度が適当とされています。
3)ブルーライトに注意する。
テレビ、コンピューターゲーム、パソコンなどは、特に小休憩をはさみながら行ないましょう。
4)バランスの良い食生活を心掛ける。
食生活は緑黄色野菜など、栄養バランスを考えて摂取するようにします。
5)遠くを見る習慣をつける。
運動や散歩など、近くだけではなく遠くを見るようにする習慣を持つことも、眼の負担を和らげます。
眼に良いことは、できるところから実践してみると良いでしょう。どうしてもつらい場合は、眼精疲労軽減を目的とした目薬を使う方法もありますのでご相談ください。