度付きの水泳ゴーグルと普段のメガネ。

船橋も梅雨明けが先日発表されて、暑い日が続きます。プールや海へこれから行かれる方も多いのではないでしょうか。

紫外線と太陽ところで、この季節になると水泳用のゴーグルに度を入れて作りたい!という患者様からご相談を受けることがあります。「普段使いのメガネの処方箋で作れますか」と、いった内容です。

どちらもメガネであることに変わりはないのですが、普段使いのメガネと水泳用ゴーグルの度を一緒にしてはちょっとツライということはお話をさせていただきます。

水泳用のゴーグルは基本は水中で使用します。空気中と水中では、光の屈折率が違います。(空気(nd=1)、水(nd=1.33)と言われています)
そのため、同じ度を入れて作ってしまうとちょっと度が合わなくなってしまうのです。例えば、近視の方なら、度は弱め弱めに選ぶほうが無難です。また、水中では物の歪みなどはほとんど気にならないくらいになりますので、入れる度数にナーバスになりすぎることはないのです。

当院では、普段使いのメガネの処方は可能ですが、実際のゴーグルのトライアルは残念ながらありません。ですが、眼鏡屋さんの売り場では、普段使い用のメガネの度から水泳用ゴーグルの度に換算して作ってくれるところもあるそうですよ。