年齢とともに様々な体の症状に変化が出ますが、目においては老眼や白内障の他にも「加齢黄斑変性症」に注意が呼びかけられています。
日本においてもその予備軍は推定800万人とも言われています。
「まさか自分が??!」という気持ちは誰にでもありますが、いつ、どのようにして起こるかなんで神様のみ知るということです。
目は両目ありますので、片目に加齢黄斑変性症が生じていても、もう片方に異常がなければ
なかなか自分では気がつきにくいものです。
日頃から、片目ずつの見え方を確認して、こんな見え方をしていないかどうか確認するのも良いことです。
もし、下の写真のような見え方をしているのであればすぐに眼科を受診してください。例えば、料理をしていて切りたい野菜の部分が見えにくい!(左側写真)とか、読書をしていて文字の羅列がまっすぐでなく歪んでいる(右側写真)・・・など。
また、見え方に異常を感じなくても40歳を過ぎたら定期的に眼底検査を受けておけば、本当に病気がないことが証明されるので安心できますよね。
当院にも眼底を3次元で撮影できる光干渉断層計(OCT)を用意しています。