ボトックスの欠点を補った「ゼオミン」で、シワ改善。

メスをいれることなく、おでこや目じりなどの深~いシワを改善する「ボトックス」。手軽にできる良さが大変人気な施術なのですが、繰り返し多量にボトックスを投与すると、

美容ボトックス【抗体が作られて、ボトックスの効果が出なくなるっ?!】

ということが問題視されています。

ボトックスと一般的に呼ばれる「ボツリヌストキシン製剤」には「複合タンパク」なるものが存在しています。このタンパクは各社メーカー、製品によって様々な量が入っていますが、これがボトックスの効果を段々と抑制してしまう「抗体」の原因とされています。

もちろん、数回ボトックスを投与した程度では大きな変化はなくとも、何度も何度もボトックスを打っているうちに前回と同じ量を投与したのに、シワが改善にならない….。なんて事になってしまったら残念でたまりません。

ゼオミンそこで当院では、この複合タンパクの含有量が極めて少ない、限りなくゼロに近いとされる「ゼオミン製剤(ドイツのメルツ社)」を採用しています。

ゼオミンと他社の製剤との最大の違いは、繰り返し使用しても抗体ができない!!という点に実は大きな違いがあるのです。効果が出るまでの平均日数が約3日と他に比べて早いのも特筆すべき点でしょう。現在、日本で承認されているアラガン社のボトックスもゼオミンの抗体ができない技術へは太刀打ちできません。

脇のボトックスの効果。

船橋でも今日は25℃を超える夏日となりました。
当院にいらっしゃる患者さんでも、半袖で来院される方もいるほど!

こんな季節に気になりはじめるのは脇の汗とにおいです・・・

デオドラントスプレーなどで対処するも、すぐに効果がきれてしまって
気になってたまらない!!
という方におすすめなのが、
「ボトックス注射」です。

ボトックス注射はボツリヌス菌の毒素(毒素といってもたんぱく質の一種です)によって、
筋肉の収縮を麻痺させる効果があるのはご周知の通りです。
ですので、シワの改善などをイメージされると思いますが、
脇に注射すれば、脇汗を出す筋肉の作用も止めることができます。

この時期に注射しておけば、4~6ヶ月効果が持続しますので、
ひと夏は脇汗を気にせずに生活できちゃいます。
しかも、半年も経てば効果がなくなってしまうものなので、
後遺症などが残ってしまうようなリスクもありません。

また、脇に注射をしたから腕が上げられなくなったりならないか?
と質問をいただくときがありますが、
ボトックスは局所的に効果をもたらします。
刺した部分から1~2センチ程度の範囲が麻痺する程度であり、
他部位に異常がでることはありません。

もともとボトックス注射は、眼科で眼瞼けいれんなどを治療する
目的として使われていたもので、医学的にも安全性が
高く認められているものです。

 

多汗症で悩んでいらっしゃるようでしたら、お気軽にご相談ください。

ボトックス注射を入れすぎると笑えない?!

ボトックス注射はプチ整形としても、手軽で受けやすいメニューの一つです。ボツリヌス菌の毒素を使い、筋肉を麻痺させることによって表情筋によるシワを解消するものです。(ちなみに、よく質問を受ける内容ですが、毒素をそのまま体内に注入する
わけではないのでご安心ください。注入した毒素を人体に無害な程度に加工して使われています)

効果の持続は個人差はありますが3~6ヶ月程度です。ですので、ずっとシワを消しておくには継続的な注入が必要となります。そろそろ、またシワが気になってきたと思ったタイミングで追加すれば問題ないでしょう。

そして、その時にご注意いただきたい点があります。

気になっているシワが、ボトックスをすることによって消えたという喜びもあるのですが、 あまりにも注入しすぎると笑っても怒っても表情が同じ!なんてことになりますから注入量は適度なところで止めるのが1番です。

以前、某テレビ番組に出演していた大物女優が、ダウンタウンに突っ込まれていました。 「あんた、怒ってるのか笑ってるのかようわからん!!」って。

入れすぎにはお気をつけください。万が一そうなった場合でも、数ヶ月、自然に効果が薄れるのを待てば元に戻るのもボトックスのメリットの一つではあります。