マイナンバーカードが保険証として使えます

マイナンバーカードが保険証となります


2021年10月、今月からマイナンバーカードが保険証としても使えるようになったのはご存じでしょうか。当院さくら眼科でもいち早くこの確認システムを導入しました。

現状では導入した医療機関は5%程度、マイナンバーカードを持っているという方も国民の40%弱という報告もあります。しかし、活用してみると便利で待ち時間の短縮にもつながります。今後は様々な医療機関で使用可能になるのではないでしょうか。

このウサギの「マイナ受付」マークが目印です。当院でも受付カウンターに設置しています。

マイナンバーカード受付

マイナンバーカードを保険証として使うメリットとデメリット


先ずはメリットとして、クリニックにおける待ち時間の短縮です。今までは従業員が保険証を預かり、目視でシステムに入力や確認をしたりするため間違えないよう気を付けながら処理をしていた訳です。これが、マイナンバーカードを使うと必要なものが全て電子カルテシステムに「ピッ」と数秒で完結されます。

続けて保険証に切り替え中ですとか、一時的に手元に原本が無い場合でも加入していれば資格の確認がとれます。以前までは健康保険組合から後になって「実は使えませんでしたので支払いを」という請求がいく心配もありません。

他にも、転職や引っ越しをしてもマイナンバーカードを持っていればこれ1枚がずっと継続で保険証となります。マイナポータルのサイトでは自身の医療費や薬剤の情報を閲覧することができ、医療費の確定申告にも活躍が期待されます。

次にデメリットとして挙げられる点は、マイナンバーカードを保険証とリンクさせる事が必要です。スマホやパソコンの操作が苦手な方にはちょっとハードルが高く感じられるかもしれません。今のところ、これをクリアすれば滞りなく運用できるのではないかと思われます。

クリニックでの実際の使い方


当院さくら眼科で、マイナンバーカードを使って受け付する方法を簡単に説明します。

①診察券を受付スタッフに渡し、カウンター上の読み取り機にご自身のマイナンバーカードをセットします。

マイナンバーカードの読み取り

②カードを所定位置に置くと、本人であるかの確認画面が表示されます。確認の方法は「顔認証」か「マイナンバーカードのパスワード」のどちらかで行います。

マイナンバーカードの本人確認

③顔認証を選択するとご自身側のカメラが起動されますので、お顔全体が写るようにカメラの前に立ちます。(マスクで反応しない場合は、少しマスクを下にずらします)パスワードの場合はタッチパネル画面に入力します。

マイナンバーカード顔認証

④数秒で認証されますので、カードを抜き取ります。マイナンバーカード受付完了

これで受付手続きは完了です!なんともスムーズに終了します。

(※当院で採用しているアルメックス社の方法で紹介、引用させていただきました。)

マイナンバーカードの保険証利用開始方法


マイナポータルサイトでは、その使い方について詳細動画で紹介されています。リンクを貼らせていただきますので、ご興味のある方は是非参考にしてみて下さい。

ポータルサイトはこちらです。

https://myna.go.jp/html/hokenshoriyou_top.html

医療機関においても電子化が着々と進んでいます。当院でも待ち時間の短縮やスムーズに診療を受けていただくために、様々な機器を導入して対応していくよう努めております。