先週降った雪がやっととけてきて歩きやすくなってきましたが、
船橋は明日も夕方から雪が降るそうです。
雪の日の転倒は本当に怖いですよね。
転倒による怪我は骨折など色々ありますが、
眼科でも、目をぶつける眼球打撲という怪我があります。
眼球打撲は、転倒だけでなくスポーツでボールがぶつかったり、
人と接触した際にぶつかったりと私たちにとって身近な怪我の一つです。
目をぶつけると、眼球がぐちゃっと潰れるイメージや、
眼球に傷がつくイメージがありますが、
眼球の強い打撲の際にダメージを受けるのは、
眼球よりも、眼球の周りの組織が圧倒的に多くなります。
それは、眼球が非常に硬いため、そのまま奥に押し込まれ、
眼球を包み込んでいる組織を破壊してしまうからです。
眼球打撲で一番怖いのは『網膜剥離』です。
皆さんも一度は聞いたことがあると思います。
ほうっておくと失明につながる怖い病気です。
しかし、早期に発見をすれば手術などで治る可能性があります。
目を強くぶつけてしまった場合には、早めに眼科を受診してください。
※さくら眼科では、網膜剥離等の早期発見のため、
眼球打撲の患者様には、視力検査、眼圧の測定、眼底検査などを行なっています。