みなさん、こんにちは。
梅雨に入ってじめじめする季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
本日は視神経乳頭陥凹拡大についてです。
視神経乳頭陥凹拡大とは
健康診断や人間ドッグなどで視神経乳頭陥凹拡大、と書かれていることがあります。
視神経乳頭陥拡大とは簡単に言うと、緑内障に見られる所見の一つであり、緑内障の疑いがあるということです。
視神経乳頭は目の中にある、視神経や血管が通っているへこんだ部分のことで、誰にでもあります。
このへこみが標準より大きいと視神経乳頭陥凹拡大と診断されます。
視神経乳頭陥凹拡大と言われたら
視神経乳頭陥凹拡大と言われても、必ずしも緑内障とは限りません。
生まれつき、このへこみが大きいこともあり、その場合特に治療はありません。
緑内障は視神経乳頭陥凹拡大の他、特徴的な視野異常が現れます。
視野異常が見られない場合、経過観察となることが多いです。
緑内障かそうでないかはいくつかの検査によって総合的に診断され、視力検査、眼圧検査、視野検査、OCT、眼底検査などの検査が必要になります。
もし、視神経乳頭陥凹拡大と診断されたら、はやめの受診をおすすめします。