花粉症対策は1月より始めるのがマル☆

花粉症といえば春、3月ごろをイメージされる方が多いですが、症状を重症化させないようにするには1月のこの時期から予防として治療を開始すると良いのです。

花粉症今年、2017年は昨年度に比べれば比較的スギやヒノキの花粉の飛散は少ないと船橋では予想されていますが、油断は禁物です。スギは船橋では1月下旬頃から飛散し始める傾向があります。

花粉症の症状として、目においては酷いかゆみや涙が典型的です。他にもくしゃみを連発したり、透明でサラサラした鼻水が出る、両鼻が詰まるといった症状が多いです。

症状が出る前(1~2週間前位)に治療を開始することを初期療法といいます。花粉症の症状の程度によって、使用する薬は異なりますし、使用回数や眠気が起こりやすいような副作用が出るものもありますのでよく先生と相談した上で初期療法に使用する薬を選択することが大切です。

初期療法が功を奏して、花粉症の症状が軽快した場合でも薬はそのまま花粉症のシーズンが終わるまでは続けるようにします。勝手にやめてしまうと逆効果になってしまうこともありますよ。

花粉は一年中飛んでいます

花粉症
花粉症というと春のイメージが強く、他の季節に鼻水や目のかゆみなどの症状を感じても花粉症だと思う人は少ないのかもしれません。

しかし…花粉は一年中飛んでいます!どの花粉にアレルギー反応を起こすかは人それぞれですが、その数が多ければ一年中花粉症に悩まされる人もいるのです。

一番アレルギーを持っている人が多いのがスギ花粉です。スギ花粉のピークは2月から4月頃で、早い人だと1月頃から症状が出始める人もいます。花粉症といえばスギを思い浮かべる人が多いように全国の花粉症の人の90パーセントがスギにアレルギーを持っていると言われています。
次に多いのがヒノキ花粉です。ヒノキ花粉のピークは3月から5月なのでスギ花粉と共にアレルギーのある人は春の長い期間花粉症に悩まされることになります。

更に秋の花粉症と言われアレルギーを持っている人も多いのが、ブタクサ花粉です。ブタクサ花粉のピークは8月の終わり頃から10月の終わり頃までなので、ちょうど今はピークが終わったところですね。
他にもイネ、シラカバ、ヨモギ、ハンノキなどの花粉があり飛散時期も様々なため、これらにアレルギーのある人はその時期ごとに対策が必要です。目のかゆみや充血などの症状がひどい人は眼科を受診するようにしてください。

花粉症、ご希望に応じて飲み薬も処方しています。

船橋も日中はだいぶ暖かくなり、花粉症のアレルギー症状を訴える患者さんが大変増えました。花粉症になると、目のかゆみ・充血・涙目などの症状が起こりますが、これ以上に鼻水・鼻詰まり・くしゃみなども起こります。

花粉症目の症状を抑えるためには、ダイレクトに目薬をさす事が即効性もありお勧めですが、それ以外の症状が併発しているときは、飲み薬を併用していくと良いでしょう。

飲み薬は眠くなる・・・。というイメージがありますが、これも薬の種類を選べば日中の眠気を回避することができます。例えば寝る前1日1回での服用する薬もあります。効果の程度を考えると、眠気が出てくるような飲み薬のほうが効き目が強いので、ライフスタイルに応じて選択されることをお勧めします。

アレルギー症状が起こると、集中力を欠いたり仕事の効率を低下させることにもなりますので、我慢し続けるというのも限度があります。当院は眼科ではありますが、診察内容に附随する薬の処方はなるべく一緒に行うようにしています。鼻水は涙が鼻涙管を通って出てきたものですから、そう考えると点鼻薬の処方もお出しすることができます。

眠気を気にして我慢されているという方は、お気軽にご相談ください。

花粉症と生活習慣

sugi_kafun
寒い日が続くと早く暖かくなってほしいと思うようになりますが、暖かさと共に花粉症の症状もひどくなっていくため、私は春になると毎年少し憂鬱になります。。

花粉症対策といえば、薬を飲んだり、目薬をさしたり、花粉症に良いとされる食べ物を食べたり…などがありますが、生活習慣も花粉症に大きな影響を与えていることはご存知でしょうか?
生活習慣が乱れると免疫力が下がり、花粉症が悪化する原因となってしまいます。
だからといって免疫力を高め過ぎても症状がひどくなってしまうこともあるので、免疫力は一定の状態に整えることが大切です。

*ストレスや疲れを溜め込まない
*しっかりと睡眠をとる
日本人は睡眠不足の人がとても多いと言われています。疲れを翌日に残さないためにも毎日しっかりと睡眠をとるようにしましょう。

*腸内環境を整える
暴飲暴食や無理なダイエットは避け、腸内環境を整えることで花粉症予防になると言われています。

*適度な運動をする
体力が低下すると免疫力のバランスが悪くなります。花粉が飛んでいる外ではなく、室内でもできる運動をするのがオススメです。

*禁煙する
タバコの有害物質が花粉症を悪化させると言われています。

これらの生活習慣を見直して、少しでも花粉症の症状を抑えられるようにしましょう。

花粉症で目がかゆい時。

花粉症ここ10年程度で船橋の花粉飛散量は約2.5倍に増えたということを耳にしました。風の強い日は特に気をつけないといけないですよね。

花粉症はアレルゲンが体内に入ることによって、防衛機能が過剰に反応してしまうことによって起こります。最近では日本人は3人に1人が花粉症であるとまでいわれています。あらかじめアレルギー薬を投与しておくと、症状を和らげることができますので早めに対策をとっておくほうが良いでしょう。

では、アレルギー症状がすでに出て、目がかゆくて仕方ないときはどのように対処したらよいでしょうか。

目をこすったり、水道水で洗ったりせずに冷たいタオルで目を押さえると少し楽になります。洗眼をする場合は、水道水ではなく人工涙液などの点眼剤を使用するようにします。水道水などで目の表面の油膜をどんどん落としてしまうと、防護膜を自ら剥がしてしまうことになりますので気をつけましょう。また、とくに症状が酷いときはステロイド薬を一時的に使用することで症状を和らげますが、継続的に使い続けること避けるようにします。

花粉症対策でもプラセンタ。

美容効果としては認知度が高いプラセンタですが、 花粉症の予防にも一役かってくれるのはご存知でしょうか。

プラセンタは古来からその安全性に定評があり、 美容目的では、クレオパトラやマリーアントワネットらも 重宝していたと言われています。

プラセンタには、
☆免疫反応を正常にする
☆炎症を抑える
☆体質改善効果

といった特筆すべき効果があります。

さらに一般的に”薬”というものには副作用がつきまといますが、 重篤な副作用がいまだに認められないのがプラセンタの凄いところ なのです。薬は一時的に起こってしまった炎症を抑えるの働きをしますが、 プラセンタは、花粉によって起こるアレルギー反応そのものが起こらないように 体質改善していくのです。

メルスモンラエンネック

 

 

 

効果が出るには時間がかかりますが、そのぶん大きなリバウンドもありません。
毎年、花粉に悩まされている!という方はプラセンタを試してみてはいかかがでしょうか。
当院では「プラセンタ注射」と「飲むプラセンタ(カプセル)」を用意しています。

花粉症予防にヨーグルト

最近、花粉症予防にヨーグルトが効果的と話題になっていますね。
毎年花粉症がひどい人にとっては嬉しい話です。
ヨーグルトは花粉症だけでなく、美肌効果や、便秘、アトピー、ピロリ菌、
インフルエンザ予防などにも効果的と言われる、なんとも頼もしい食べ物です。
ヨーグルトと言えば乳酸菌ですね!!
この乳酸菌が腸の働きをよくし、免疫力を高めることによってさまざまな効果が
得られるそうです。
乳酸菌は人によって合う合わないがあるそうなので、色々試して
自分にあった乳酸菌をさがしましょう^^

今、注目されている乳酸菌を少しご紹介します。
選ぶときの参考にしてみてください。

『フェカリス菌』
花粉症予防(数ある乳酸菌の中でも特に有効性があると言われています。)
全身の免疫力を高める。

『LG21乳酸菌』
花粉症の症状暖和
ピロリ菌の減少

『KW乳酸菌』
花粉症の症状暖和
アトピーの症状暖和

『ビフィズス菌BB536』
花粉症の症状暖和
大腸がん予防

種類だけでなく食べ方も大切です。
体質改善には時間がかかるので、すぐに効果がでなくても毎日食べ続けることが大切
個人差はありますが、花粉症の症状軽減には1ヶ月から半年ほどで効果がでるそうです。
また、砂糖をかけると免疫力低下を防ぐためのビタミンBなど減少してしまうそうです。
食べる時は、はちみつなどを利用するとよいそうです。
食後すぐに食べると、食前や食間に食べるより、乳酸菌が生きて腸にとどきやすくなるそうです。
ぜひ試してみて下さい。

花粉症治療に期待の新薬。

まだまだ雪が降るような寒さが続きますが、
花粉症の対策をそろそろ考えだしていらっしゃる方も多いと思います。
花粉症

そんな中、今年2014年1月に花粉症の根本治療が期待できる
新しい薬が承認されたそうです。

 

 

 

従来、花粉症などアレルギー予防の免疫療法は、
アレルゲンの元となる物質(アレルゲン)を、注射によって少量ずつ
体内にとりいれる。というものでした。
何度も通院したり、なにより注射が痛い!という大変な苦労がありました。

今回承認がおりた新薬は、鳥居製薬さんが開発されたもので
「シダトレン®スギ花粉舌下液」というお薬になります。

スギ花粉に対して、免疫を持たせるもので
毎日1回舌の下側に垂らして使用します。

スギ花粉が飛びはじめる2ヶ月くらい前から投薬を開始し、
最初は少量→2週間程度かけて少しずつ増量。
あとは一定量を毎日投与して数年継続する。

スギ花粉に対して、アレルギー反応が抑えられる。

と、いった具合です。

 

新薬なので、万人の方に効果があるのかなど
期待や効果は未知数ですが、花粉症が完治した!という
試験結果も多く得られたそうです。

 

処方は、耳鼻咽喉科に行っていただくようになると思いますが、
花粉症による目のかゆみなどもなくなる!!という点から
少しご紹介させていただきました^^

健康保険適用の承認も、来年にはおりるようなので
今後の普及に期待大ですね!

秋の花粉症

秋は比較的病気の少ない季節ですが、数日前から
目のかゆみや充血などの症状の患者さんが増えてきています。
秋の花粉症の季節です。

秋の花粉症の主な原因はブタクサとよばれるキク科の植物だと言われています。
ブタクサは道端や公園など、私たちの身近な場所に生えており、
きっと船橋にも沢山生えていると思われます。
あまり知られてはいませんが、ブタクサの花粉症は春の花粉症の、
スギやヒノキに次いで多いと言われています。

症状としては、目のかゆみ、充血、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど
春の花粉症と殆んど変わりはありません。
認知度が低いためか、季節の変わり目のせいか、
風邪と勘違いされやすいようです。
風邪だと思っても症状が長引くようなら、
一度耳鼻科や眼科を受診することをおススメします。

また、ブタクサにアレルギーがある人は、メロン、きゅうり、スイカ、
バナナなどを食べると、口のまわりやのどが痒くなったり、
目が腫れたりする症状を併せもつ方が多くいます。

秋の花粉症と診断されたら・・・・・
春の花粉症対策のように、ゴーグルやマスクはもちろん有効です。
また、ブタクサなどキク科の植物は、スギやヒノキよりも背が低いため
花粉が飛ぶ範囲が狭くなります。
できるだけ近づかないようにすることが大切です。

花粉症スケジュール

だいぶ暖かくなってきましたね。
連日、風が強い日が多く、花粉症の患者さんが今年は大変多いです。

皆さんもご存知の通り
世間一般的に、花粉症のシーズンは2月~4月頃
この時期に飛んでいるのはスギ花粉です。
花粉症で最も多いのはスギ花粉ですが、
花粉症の原因はスギ花粉だけではありません。
日本では、ほぼ1年中なんらかの花粉が飛んでいます。
自分がもっているアレルギーの花粉が飛んでいる時期に
鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの症状がでます。

1年の花粉スケジュール

スギ       2月中旬~4月下旬頃
ヒノキ      3月初旬~6月下旬頃
シラカバ    4月中旬~6月下旬頃
イネ科     5月中旬~10月中旬頃
ブタクサ属   7月下旬~10月下旬頃
ヨモギ属    8月中旬~10月中旬頃
カナムグラ   8月中旬~11月下旬頃
ハンノキ属   1月初旬~6月下旬頃

場所やその年によって飛散時期は違いますが、
代表的なものをあげてみました。
他にもたくさんの花粉が飛んでいます。

少し寒くなってきた秋頃の花粉症は風邪と間違えやすく、予防が遅れがちに・・・
どの花粉の花粉症であっても、お薬や予防は同じです。
自分の花粉症の時期を知って、早めの予防を心がけましょう~