白内障（はくないしょう） | 船橋駅前さくら眼科（土・日・祝も診療）

白内障の症状

一般的な症状の一例を挙げます。
●「まぶしい」
　眼に入ってきた光が、水晶体の濁りにより乱反射を起こすために起こる症状です。
●「物がぼやけて見える」「昼夜を問わず、見えにくい。物が2つに見える」
　白内障が原因の場合、目の前のメガネやコンタクトレンズの度数を上げて新しく作り替えても見え方が改善されません。メガネ屋さんで測ったら視力が出ないので、眼科で精査を受けたほうが良いとアドバイスを受けられる方も多くいらっしゃいます。日常生活に支障が出るのであれば、早めの手術を考えることも必要です。

正常眼と白内障眼

【上】正常眼
【下】白内障眼

白内障の治療

　白内障を根本から治すという事を考えると、「手術」が必要となります。白く曇ってしまった水晶体を人工的なレンズに入れ替えます。手術時間は30分程度、現在では日帰りでも行える病院もあります。（当院では手術は行っておりません。紹介状を用意致します。）
　また、いきなり手術という選択にはならないという事であれば、白内障の進行を遅らせる薬を点眼します。（白内障の進行を遅らせることが目的ですので、根本治療ではありません）点眼を続けていても、いずれ進行します。視力不良で日常生活に支障が出る場合は、やはり手術をすることが必要となります。進行した白内障を年齢のせいとして、目が見えにくいのも年のせいと諦めてしまう方も、眼内レンズに入れ替えることによって快適な視界を得る事ができるかもしれません。お花見に出かけても、白内障で曇った視界になり桜の色も認識できないとなれば楽しさも半減してしまいませんか。白内障が進行すればするほど、手術に時間とリスクを要します。
　曇りのない視界を得ることは、脳の刺激にもなります。物を見るという事は、目と脳の連携の上で大変重要な事でありますから、何歳になっても快適な視界を確保するよう心掛けることが大切です。